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http://netallica.yahoo.co.jp/news/55986
元厚生次官を狙った連続テロ事件で、標的になった吉原健二(76)、山口剛彦(66)両元次官の名前と写真が一緒に掲載された文書が存在することが22日、分かった。犯人は何らかの資料を元に、年金行政にかかわった元幹部を狙った可能性が高いが、なぜ2人が選ばれたのか強い根拠がない中、この「ツーショット」は誰でも閲覧できる形でネット上に漂い続けていた。
「なぜ、あの2人なのか?」。テロの標的とされ、厳戒警備のただ中に置かれた厚労省内ではこうした声が聞かれた。
年金問題で厚労省や社会保険庁に批判が殺到していた時期、吉原氏の名前は社保庁長官経験者として広まっていたが、山口氏の存在は一般人の関心の外だった。また、山口氏は電話番号案内に自宅住所を登録しておらず、自宅を知る手段は限られていた。
2人を知る社保庁OBも「世代も違う。一時、年金局長と年金課長という上司、部下の関係にあったが、当時を知らない人は認識がなかったのでは」と首をかしげる。
そんな中、注目されたのが吉原、山口両氏の顔写真が並んだ厚労省外郭団体「日本年金数理人会」の会報。1998年5月、同会が社団法人に格上げされたことを記念して発行され、吉原、山口両氏は、当時厚相だった小泉純一郎元首相らとともに写真入りで祝辞を寄せていたのだ。
会報は生命保険会社など関係の深い企業や学術機関などに配布されたが、同会ホームページを通じてネットでも公開され、「吉原、山口両氏の選考は全くの偶然。誰でも閲覧可能な状態だ」(同会)という。
今回の事件について「年金問題をめぐるネットなどの厚労省批判に触発された部外者の犯行」とみる専門家もいるが、犯人は検索可能なこの種の資料を元に“偶然”2人を標的に選んだのだろうか。
2008/11/22 16:59 更新
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