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製造業で失業1万人以上=10月、大規模リストラ響く−厚労省
製造業の大規模なリストラの結果、10月だけで1万人以上の労働者が失業したことが13日、分かった。厚生労働省が同日の参院厚労委員会で明らかにした。毎月の詳細なデータはないが、同省によると、製造業のリストラ失業は増加傾向にあり、世界的金融危機に伴う景気後退が雇用にも深刻な影響を及ぼしていることが裏付けられた。
(2008年11月13日 時事通信)
これは・・・そろそろ、マジでヤバいレベルに到達してきたな・・・
これだけ失業者が増えれば、それに従って消費は更に冷え込むだろうし、そうなれば、更に不況は悪化して、然程の時間を掛ける事も無く、正社員もズバズバと首を切られ始めるだろう。
その後の説明は不要だな。
日本経済のパイは、どんどんと縮小の方向に向かっていく。
1万や2万の給付金では、焼け石に水にすらならないだろう。
何処かの脳味噌にボウフラや蛆虫が湧いている基地外セクハラ忍者が、麻生政権に批判的な人間の「定額給付金政策は失敗に終わる」という言葉に対して、脊髄反射で「お前らはケインズ的なバラマキ政策を支持していた筈なのに、麻生がそれをやろうとすると失敗に終わるとは、実に信念が無い」とか「それは、ケインズ的な政策よりも、新自由主義的政策の方が正しいと暗に認めたという事だ」みたいな事を口走っていると風の噂で聞いたけれど、アイツって、本当に物事を上辺だけでしか考えられない奇跡のバカなんだなあ、と。
私を含め、小泉カイカク、新自由主義、グローバリズムに批判的な人間の多くは、確かに、基本的にケインズ的な経済政策を支持はしているが、唯の誰一人として「カネを散蒔きさえすれば景気は良くなる」なんて言っていないし、思ってさえもいない。
我々が常々から訴えてきた事の基本というのは、経済のパイの拡大、それが核の部分な訳であり、ケインズ的な経済政策というのは、それを実現する為の有効な手段の一つにしか過ぎない訳だ。
だから、雇用対策の一つもまともに論じる事も無く、その上、現時点での数年後の消費税の増税などという、決定的に消費を冷え込ませる一言を市井に対して放った上での1万や2万のバラマキなど、無意味かつ無効果であると、ただそう言っているに過ぎない。
全ての事柄を、等しく正しい方向に向けずして、目標の達成などは不可能。
戦術は、仮にそれ自体が如何に優れたものであろうとも、正しい戦略の下でなければ、正しく政治的目的を達成する事は出来ない。
たったそれすらの事も理解出来ず、頓珍漢な批判をぶっこいてホルホルしている浅ましいミニマム脳は、最早憐れにも程がある。
雇用対策を伴わない経済政策、金融政策など片手落ちそのものであり、そんなものを絶賛する人間のアタマの方が、蛆が湧いて腐り果てているというものだ。
バキュームカーのタンクの中身のような悪臭を脳から放っているバカウヨ、似非ホシュは勿論、表面的には小泉カイカク、新自由主義に批判的なサヨクも勘違いしている事だけど、格差や貧困問題というのは、当事者だけの問題のようでいて、実際のところは決してそうでは無い。
時計や機械の類は、一つの歯車が壊れても、暫くの間は動き続けるかも知れないが、少しずつ、しかし確実に狂いを生じさせ、やがて、決定的な終わりを迎える。
バカウヨにとって、大した思想を持っている訳でも、アイコクシンに溢れている訳でも無い貧困層などは、取るに足らない小さな、欠けても問題の無い歯車程度の認識なのだろうが、社会にとって、国家にとっては、例えどんなに小さな歯車であろうとも、自らを形成するに必要な重要な歯車なのだ。
以前のエントリーにも書いた事だが、イエス・キリストが「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい」と説いたのは、それが清く美しい理想であるからでは無い。
それが、世界の存立にとっての必須であるからだ。
何度でも繰り返すが、自己一身の事しか考える事が出来ない人間というのは、自己愛すらも持ち得ていないヒト未満の、いや、虫螻以下の最下等生命体でしかあり得ないのだ。
動物や虫には理性なんてものは無いかも知れないが、本能の部分でそれを認識し、実践しているのだから。
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