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田母神俊雄前航空幕僚長に対する11日の参院外交防衛員会での参考人質疑について、野党は「シビリアンコントロール(文民統制)への懸念が払しょくされていない」(民主党幹部)として、同氏をめぐる一連の問題を引き続き追及する方針だ。一方、与党側は、持説を曲げない田母神氏の答弁に困惑気味で、新テロ対策特別措置法改正案の審議日程への影響を懸念している。
「彼の思想は、以前から明らかになっていた。それを分かって任命し、表ざたになって慌てて無理やり退職させるのは非常に問題だ」。民主党の小沢一郎代表は11日、神戸市内で記者団を前に、政府の任命責任と、懲戒免職を避けて定年退職とした処分の在り方などを追及していく考えを示した。
民主党内では、田母神氏の問題を理由に、新テロ法改正案の採決日程を引き延ばすことには慎重な意見が強い。ただ、同日の党役員会では「あらゆる手段で早期解散に追い込むべきだ」との強硬論も出され、世論の動向もにらみつつ田母神氏らの問題で政府・与党を揺さぶっていく構えだ。
また、共産党の志位和夫委員長は記者会見で、田母神氏が統合幕僚学校長時代に歴史観などのカリキュラム創設にかかわったことに関し「危険なグループを形成しようとした。なぜそれが見過ごされてきたのか究明が必要だ」と語った。
これに対し、幕引きを急ぐ自民党からは、論文内容の非を認めようとしない田母神氏の対応に「あとは野党がどれだけ追及してくるかだ。こちらはどうしようもない」(中堅)との声が漏れた。公明党の太田昭宏代表も会見で「自衛隊トップとして、言動の社会的影響を自覚する判断力が著しく欠如している」と田母神氏を厳しく批判した。(了)
(2008/11/11-19:55)
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