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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10163380892.html から転載。 2008-11-11 15:27:54 また、五百旗頭(いおきべ)真防衛大学校長は「毎日新聞」(11月9日付)への寄稿で「防大における歴史教育の内容がどのようなものであるか、改めて調べてみた。あの戦争を賛美するような講義内容は…まったく見あたらなかった」としていたが、事実はまったく正反対。自衛隊内での歴史教育は「『日本が侵略戦争』は濡れ衣」との田母神氏の主張とほぼ同工であることが「しんぶん赤旗」調べで明らかになった。 道理で、田母神氏が自信満々、持論を開陳するはずだ。靖国史観≒「つくる会」歴史観≒田母神「濡れ衣」史観≒自衛隊関係歴史観なのだから。田母神歴史観を問題にするなら、防衛大学始め自衛隊関係すべての歴史観も見直さなければならないことになるだろう。 ============================================= http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-11-11/2008111101_01_0.html 2008年11月11日(火)「しんぶん赤旗」 過去の戦争「自衛を基本」/「日清から大東亜まで」/防衛大教科書で侵略正当化/本紙が入手 第四章第二節「世界戦争史」では第二次世界大戦までの戦争について「苦役的・刑罰主義的なヴェルサイユ体制下に置かれたドイツにおいて、民族主義が燃え上がって報復を決意するのは当然の結果であった。また、この熱狂的な民族主義は、イタリア、日本、スペイン等に伝搬していった」と記述し、ヒトラーのナチスドイツや日本軍国主義の侵略を当然視しています。 第四章第三節「日本戦争史」では、日本の過去の戦争を「日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、満州事変、支那事変及び大東亜戦争」と当時の呼称のままで表記。それらの「戦争原因は欧米列強によるアジア侵略からの自衛を基本とし権益の増大とその衝突であり」と明治以後の日本の侵略戦争(行為)をすべて「自衛が基本」との戦争観で書かれています。 五百旗頭(いおきべ)真防衛大学校長は「毎日」(九日付)への寄稿で「防大における歴史教育の内容がどのようなものであるか、改めて調べてみた。あの戦争を賛美するような講義内容は…まったく見あたらなかった」としていました。 ------------------------------------ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-11-11/2008111115_02_0.html 2008年11月11日(火)「しんぶん赤旗」 侵略戦争肯定を主張/「つくる会」幹部招く/自衛隊幕僚学校 田母神氏新設の講座 同学校は侵略戦争肯定の懸賞論文を発表した田母神俊雄前航空自衛隊幕僚長が校長を務めたことがあります。 福地氏は、文部省主任教科書調査官でした。一九九八年に教科書検定基準の「近隣諸国条項」を批判し、更迭されました。講義は二〇〇六年四月十七日で、統合幕僚学校一般課程の「歴史・国家観」講座。テーマは「昭和の戦争について」。「つくる会」の西尾幹二前名誉会長のホームページに掲載された講義案によると、「満州事変・満州建国は日本の侵略ではない」とするなど田母神氏の懸賞論文とほぼ共通しています。 「歴史・国家観」講座は田母神氏が学校長のときに、新設されました。同氏は航空自衛隊内誌の「鵬友」(〇四年三月号)で「今年の一般課程から『国家観・歴史観』」という項目を設け、五単位ほど我が国の歴史と伝統に対する理解を深めさせるための講義を計画した。主として部外から講師をお迎えして実施してもらっている」と記述しています。 防衛省は本紙の問い合わせに、講師陣については、大学教授、作家などの肩書のみで講師名は公表しませんでした。 俵義文「子どもと教科書全国ネット21」事務局長は「自衛隊内での侵略戦争肯定の歴史教育は『戦争する日本』を担う自衛隊幹部や隊員にそうした歴史観をもたせるためではないか。明らかに憲法違反であり、許されるものではない」と批判します。 統合幕僚学校 東京都目黒区の陸上自衛隊目黒駐屯地にある幹部自衛官の教育研究機関。陸海空各自衛隊の将補や1佐、2佐クラスが「学生」で、高級幕僚業務、自衛隊統合運用、安全保障学などを通常10カ月で履修します。将官や上級幕僚になるための「登竜門」とされています。
gataro-cloneの投稿
防衛大学ほか自衛隊関係教育機関での歴史教育はすべて「田母神・濡れ衣史観」とほぼ同工。
テーマ:戦争責任(歴史)
本日(11月11日)、参院外交防衛委員会で田母神俊雄前航空幕僚長に対する参考人質疑が行われた。与野党ともにシビリアンコントロール(文民統制)の点から、政府見解と異なる論文を発表した田母神氏を問題視したのに対し、同氏は自説を曲げず反論した。空自トップとしての「資質」を疑わせる内容で、政府の任命責任が改めて浮き彫りになった ― 時事通信。
防衛大学校で必修科目となっている「防衛学概論」で使用される教科書『防衛学入門』が、第二次世界大戦について「自衛を基本とし権益の増大とその衝突」などと記述されていることがわかりました。同教科書は十日までに本紙が政府関係者から入手したもの。日本政府の立場に反して、日本は侵略国家ではないとした論文で更迭された田母神俊雄前航空幕僚長の論旨とも類似する内容で防衛大学校の歴史教育が問われます。
『防衛学入門』は安倍内閣当時の二〇〇七年三月に、同大学校防衛学教育学群国防論教室が編さん。同書は「防衛大学校において教育する防衛学の全体を範囲とし、4年間の教育期間に取り扱う防衛学各分野を総合したもの」(はしがき)と位置づけられ、「安全保障」「現在の戦略」「わが国の防衛と自衛隊」など七章、全文百四十三ページです。
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幹部自衛官を教育する自衛隊統合幕僚学校(東京都目黒区)で、侵略戦争美化の歴史教科書づくりをすすめる「新しい歴史教科書をつくる会」の福地惇副会長(当時は理事)が講義していたことが十日、分かりました。
福地氏は本紙の取材に「いまは(田母神問題の)渦中にあり、答えられない」とのべ、否定しませんでした。
新しい歴史教科書をつくる会 侵略戦争を賛美する立場にたった教科書を学校の授業で使用させることをめざして1996年12月につくられた組織。この「つくる会」が主導した歴史教科書(扶桑社刊)が2001年に検定合格。国内外からきびしい批判があがりました。同会は同教科書の採択をめざしましたが、国民的な反対運動が広がり、採択はごく一部にとどまりました。
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