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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008111100463
参院外交防衛委員会で11日行われた田母神俊雄前航空幕僚長に対する参考人質疑。与野党ともにシビリアンコントロール(文民統制)の点から、政府見解と異なる論文を発表した田母神氏を問題視したのに対し、同氏は自説を曲げず反論した。空自トップとしての「資質」を疑わせる内容で、政府の任命責任が改めて浮き彫りになった。
「(インターネットサイトの)ヤフーでは58%がわたしを支持しているので、(国民に)不安を与えたことはない」。河村建夫官房長官が「高い地位にある者は社会的影響を考慮して行動すべきだ」と答弁で指摘した直後、田母神氏はこう言い放った。
委員会では民主党の北沢俊美委員長が冒頭、「個人的見解を表明する場ではない」とクギを刺した。これは、「侵略国家はぬれぎぬ」などとの田母神氏の主義主張を宣伝する場にしたくないとの思いが与野党共通だったからだ。
しかし、質疑が進むにつれ発言はエスカレート。田母神氏は「自由に議論できないと、どこかの国と同じになってしまう」と強調し、「(集団的自衛権の行使を禁じた憲法を)改正すべきだ」と改憲まで求めた。その一方で、「日本ほど文民統制が徹底した軍隊はない。大臣が論文の許可までする先進国はない」などと開き直った。
こうした質疑に、与野党議員は一様に厳しい表情。公明党の浜田昌良氏は「一般国民が持っている感覚を共有してほしい」と求めた。(了)
(2008/11/11-13:14)
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