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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20081109.html
2008-11-09
日本通訳協会が大不況下で試験前日に閉鎖(森永卓郎さんのコラムとリンカーンの言葉を思う)
※『麻生でてこい!!リアリティツアー救援会ブログ』
http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/
3人は釈放されましたが、不当なやらせ逮捕、基本的人権の弾圧、権力の横暴に引き続き抗議します。
ただし、もちろんそこには漁業を含めて深い根があります。
そんなわけで、とても長くなってしまいそうなのと相変わらずの時間不足なので、しばらくお待ちください。。
その間にまったく別の話題になりますが、この「日本通訳協会閉鎖」のニュースには驚きました。
試験は受けませんでしたが、わたしも日本通訳協会の参考書を何冊か入手して勉強していたことがあります。
47NEWS (共同通信)
日本通訳協会、突如閉鎖 受験料、勉強時間が無駄にhttp://www.47news.jp/CN/200811/CN2008110801000562.html
「わが国唯一の通訳士認定試験」を掲げ、検定試験や通訳育成セミナーを実施してきた民間企業「日本通訳協会」(東京)が「経済不況」を理由に営業活動をストップさせた。9日に予定されていた試験は実施されず、受験生は支払った受験料とともに目標も失ったようだ。
英語能力を検定する試験には「英検」や「TOEIC」、通訳ガイドになるための国家試験には「通訳案内士試験」がある。同社の「通訳士」はこれとは別で、英語と中国語の「通訳技能検定」を全国で年2回行い、合格者を独自に認定していた。
「自分の英語力を試したかった。就職活動で有利にもなる」。都内の女子学生(18)は9月、受験料1万2000円を支払い9日の試験を控えていた。同社から6日「閉鎖」を伝えるはがきがきた。事務所は留守番電話が応答するだけ。「受験料の返金はあきらめた。検定に合格するため費やしてきた勉強時間も無駄になった」と肩を落とした。
2008/11/08 19:12 【共同通信】
こちらによれば「金融支援が受けられなくなった」ための閉鎖という説明があるようです。
毎日 2008/11/8
通訳協会:「金融支援受けられず」閉鎖 試験も中止
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081108k0000e040030000c.html
35年の歴史を持つ日本通訳協会が、投資話で頓挫したとは思いにくいので、となれば「ビジネスモデル」的に成長が見込めない、不安定な融資対象として、不況で危機にある地銀などからの金融支援が途絶えたのが真因かもしれません。
恐れていた、大不況下での文化(お金にならなこと)の崩壊の先駆的な事例を示すのでしょうか。
なお、この金融危機について、マガジン9条の森永卓郎さんのコラムがあります。
先日のエントリーで書きたかったけれどうまく表現できていなかったことを、この森永さんははっきり示していると思います。森永卓郎の戦争と平和講座第31回 『「ざまあみろ」では前進しない』
http://www.magazine9.jp/morinaga/dai031/
(略)
リーマン・ブラザーズ証券のファルドCEOが8年間で480億円もの報酬を得て、森の中のお城のような家に住んでいたことを知ったとき、正直言うと、私は「ざまあみろ」と思ってしまった。
ただ、冷静に考えると、そうした悪魔の心は、捨てなければならないのだ。そんなことを思っても何も進展しないからだ。
今回、明らかになったことは、新自由主義者が理想と考えてきた経済システムが、けっして上手くいかない、むしろほとんどの人を不幸にするという事実だった。だから、私たちがやらなければならないことは、いまこそどういう経済システムを作ったら、世界の人々が幸せになれるのかというグランドデザインを描くことなのだ。
そのための第一歩は、カネを増やすことへの飽くなき欲求を社会として戒めるあらゆる努力を積み重ねていくことだろう。お金を稼げば幸せになれるのではないし、お金を稼いでいる人が偉いのではないということを、子供のころから繰り返し教え、それを世界のコンセンサスにしていかなければならない。それを実現するだけで、世界は平和になっていくはずだ。
11/3のエントリーにこうした観点をうまく盛り込むことができていなかったように思いました。
2008-11-03
『現在と1929年を重ね合せた「週刊エコノミスト」のグラフ(実体経済への影響は端緒についたばかり)』
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10159884303.html
また、先日読んでいた本に掲載されていた、リンカーンの1864年の言葉には驚かされます。
私には、近い将来の危機がみえる。この国のことを考えると、ぞっとし、身震いする。……企業が王座につき、高位高官の人々の汚職の時代が続くだろう。この国のお金の力は、人々の偏見に働きかけて、自分の治世を長引かせようと努めるだろう。そしてついにあらゆる富は少数者の手に握られ、この共和国、人民が支配する国は、破壊される。
(エイブラハム・リンカーン 1864年11月21日)
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