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三井物産、富士通などが、正社員に対して成果主義を見直し始めたのだが、低待遇な非正社員に対しては、成果主義導入時代になってきたようだ。
非正社員の場合、正社員と同様なノルマをまかされる。しかし、正社員の場合は、従来の優良顧客担当をまかされたりしてそれほどノルマ達成に対するストレスが少ないが、非正社員の場合は、新規開拓であったり、ノルマ達成でないと解雇されたりと悲惨な状況のようだ。
さらに、非正社員がノルマを達成しても時給計算で、正社員の三分の一以下の待遇で終わらせているという現実があるようだ。
正社員の上司は、頑張れば正社員になれると、はっぱをかけるらしいが、確約はできず、
まさしく正社員のための奴隷となってきているのが現状です。
生協などは、７割が、非正社員が占めているという。すべての非正社員ではないと考えられるが、待遇の割にには、かなりきついノルマを課せられ、休日返上なんてこともしているようだ。その労働に賃金は、はいっているのでしょうか。
日本郵政グループにしても、非正社員は、21万人に増え、正社員と人数の上では拮抗している。それも、非正社員に対して営業活動を指示しているという。目標達成のために自ら年賀状などを買い取る自爆営業も低待遇な非正社員におこなっているようだ。
待遇がよければまだ救いはあるのだが、今は、正社員のための奴隷が、非正社員ということになっているのではないでしょうか。
ある大手企業の出来事であるが、派遣社員としてある女性が入ってきた。輸出が主な企業であるからほとんどの社員が英会話くらいはできる思っていたが、ほとんどできなく、その女性も通訳兼業として派遣されたようだ。TOEICも９５０点程クリアしたそうであるから、戦力にしたければ正社員にすればいいと考えていたが、そこの会社いわく、女性は、正社員にしないということだった。少し、あきれかえったが。
詳しく聞くと、グループ全体を見通してもTOEIC７００点以上とれる正社員は、ほとんどいないという。
これは、海外の現地法人にしても同様で、マスコミには、報道されていないが、摩擦をおこしている。
非正社員でも派遣などと違い、成績にあわせて莫大な収入をもらっている人もいる。しかし、多くの企業は、そのような人材に対して正社員よりも待遇がいいということで、正社員が、いじめにくる会社もある。正社員が、特権階級であるという概念が、まだあるというのが、現実です。
新聞の記事によると、年間５千万円の紳士服を売るパートの時給が、８００円位というまさしく正社員との能力ではない格差社会となっているのが現実だそうだ。
このような話題も、海外の労働者からよく聞かれる。
今の日本の労働状況は、まさしく不均衡になってきている。やはり、非正社員は、反乱を起こすべき時代にきたのではないでしょうか。
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