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2008年11月02日
護憲派は強力な味方を見つけた。沢田研二をひっぱりだしたらどうか。
東京新聞の「こちら特報部」は私の愛読コラムのひとつだ。
その11月2日付に沢田研二のインタビューが乗っていた。
今の若い世代にはピンと来ないかもしれないが、彼は70年代の歌の世界ではスーパースターだった。
その彼が、いくら現役を引退したからといって、ここまで政治的な発言をする事は驚きだ。
しかも憲法9条を守りきりたい、と正面から護憲を主張している。
「今の憲法があるから、日本は平和でやってこられた。それを米国を支援するために変えるのはおかしい」、
「(憲法9条を)変えたい人は『国際貢献をしないといけない』と言うが、日本は政府開発援助(ODA)や個人レベルでも、たくさんしていますよ」、
「GHQが作った憲法だから今の日本に合うように変えようと言われるが、そんな必要はない」、
「9条を守ることで、日本は米国から独立しないと」
私は知らなかったのだが、彼の平和への思いは昔からだという。9条擁護を訴える文化人らの意見広告などには賛同者として加わってきたという。
いくら現役を引退したからといって、沢田研二はかつてのスターでありメディアの寵児だった。
芸能人が護憲を明言する事はめずらしい。それがたたって番組やコマーシャルから外されたという話も聞く。
現役の芸能人の中には護憲的と観られている人が何人かいるけれど、彼らはここまで踏み込んだ言動をしない。政治的活動からたくみに身を引いている。
そういう事を考えると、「我が窮状(9条)」という歌をつくって全国ツアーを始めた沢田研二には、覚悟のようなものを感じる。
東京新聞は、その沢田研二について、「現実派には甘く、ガチガチの護憲派には異論もあるだろう」、と控えめに評しているが、とんでもない。
彼ほど強力な護憲論者はいないと思う。
この歌は「九条への(自分の)ラブソングでもあるんです」とインタビューで答える沢田研二を、平和を愛する国民は三顧の礼をもって担ぎだすべきだ。
彼なら協力してくれるに違いない。
護憲政党が党利党略で進める護憲運動を敬遠する一般国民は多い。私もそのひとりだ。
彼こそ素朴に平和を願う一般国民の平和運動の先頭に立てる人物ではないか。
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