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障害者自立支援法:集団提訴 自己負担の仕組みに憤り 稲継さんと両親ら会見 /京都【毎日】
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20081101ddlk26040677000c.html
障害者自立支援法を巡る31日の集団提訴で、福知山市の稲継学さん(42)が市と国を相手取り、福祉サービスの1割自己負担の全額免除を求めて京都地裁に提訴した。学さんと両親らが会見し、父親の清秀さん(71)は「他人の力がなければ生きていけないのに、自己負担を取る仕組みに憤りを覚える」と訴えた。
学さんは生後11カ月でてんかんと診断され、発作で言語機能を失った。自力移動はほぼ不可能で常に車いすを家族らに押してもらって移動している。平日朝は身繕いでヘルパーを頼み、昼間は知的障害者更生施設「たんぽぽの家」(同市)で、牛乳パックをほぐしてはがきを作る軽作業をしている。だが、夜間や土日は家族の付き添いが必要だ。
法施行後、これまで不要だった施設利用料の1割(月7500円)が自己負担となり、施設での昼食費約4000円も支払うようになった。所得に応じた減免措置で、今年7月から自己負担は1500円に抑えられているが、清秀さんは「いつ増やされるかも分からない」と心配する。
学さんの月収は、障害年金や施設での給料の計約11万円しかない。両親と姉の4人暮らしだからぎりぎり成り立つ生活だという。【熊谷豪】
毎日新聞 2008年11月1日 地方版
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