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解散政局・秋葉デモ・年次改革 「テレビの年次改革要望書の報道は“ガス抜き”だ!」
http://www.asyura2.com/08/senkyo55/msg/487.html
投稿者 児童小説 日時 2008 年 10 月 31 日 04:15:05: nh40l4DMIETCQ
 

解散政局・秋葉デモ・年次改革

当サイトには活動履歴と長文を中心に書いていこうとしているのですが、それとは別に日々のニュースへの「コメント」もしてみようかと思います。これまで掲示板等に「※コメント」形式と似たようなもんです。

さて、、

・解散政局

解散を巡る与野党の駆け引きは盛り上がったものの直近では解散はない方向に落ち着いたようだ。だとすると一連の「解散」報道はいったい何だったのか。そもそもは朝日新聞が与党幹部の非公式情報を垂れ流しただけの「新聞辞令」が発端だったようだ。当初からジャーナリスト・上杉隆氏が麻生首相は始めから解散するつもりはないと主張しているが全くその通りの結果になった。大新聞がフリージャーナリストに敗北したのである。今のところ誤報を認めた新聞社はない。これほど読者や国民をバカにした話はないだろう。この問題については上杉氏の活躍もあってネットや週刊誌などの非記者クラブ系のメディアが普及したおかげで多くの国民が知るところとなった。もっとも100%解散がないとは10月31日現在の段階では断定はできない。自民党はかつて「死んだふり解散」をした前科もある。繰り返さない理由はない。だけど国民からすると、なぜ与野党とも解散の時期に神経質になるか意味がわからない。有権者は解散の時期が早まるか遅くなるかで投票先を変えるほど流動的なのだろうか。何かイベントが発生しない限り関係ないではないか。それとも時期によって投票先が変動するほどに有権者はバカだと見られているのか。実際そうなのか。よくわからないが都市/地方・若者/年長者によって異なると思う。どちらも流動的なのは後者に限定されるのではないか。これは都市・若者のボクからの視点であってけっして標準化されたものではないが、もう少し「時期」ごときで国民が左右されるのか一考してみたいものだ。政治家の立場でもそうだ。解散が遠のくと家賃と人件費が高くつくというが意味がわからない。公職選挙法に詳しくないので何とも言えないが家賃なんて知り合いの1ルームでも借りれば良いだけだ。人件費もボランティアベースにすべきだ。必要な機器や道具・パソコンのホームページに至るまで適当なコストを払っているのか。非常に疑問である。ボクだったら1万円で作れるようなページを10万円以上かけてる政治家を見たことがある。新規に購入するイスやテーブルがあればネットのオークションや価格比較サイトを使うべきだ。そうした民間では常識的なことをしている政治家がいるのか。極めて怪しいものだ。世界的な経済情勢の善し悪しで解散時期を決めるのも異常すぎる。経済情勢が厳しくなるのは1年以上前から多くの識者や国民から指摘されていたことがあり「予測済み」であるべきだ。予測を踏まえた上で国民・政治家は判断すれば良いだけである。アメリカは1年以上も大統領選挙を続けているが「選挙延期」なんて絶対ありえない。長期にわたって国民が経済情勢への取り組みを含めた総合的に優秀な候補を選び抜くからだ。結論を言おう。国民と政治家のレベルが高ければ解散時期はどうでもいい。無関係なのだ。逆にいえば時期に拘る人にはその時期でなければならない裏がある、というワケだ。あの党とか……とくにそうだろw

・秋葉原デモで若者3人逮捕

麻生首相の支持率を上げている象徴的な場所での批判デモは封じなければならない。そう警察が判断したか知らないが、ネットにupされた動画を見る限りは「冤罪」である。かわいそうである。マスコミがあまり取り上げないのは問題だと思う。一刻も早く助けて頂きたい。当たり前だが冤罪である以上、批判デモの内容に共感できる/できないは関係ない。批判デモではなく支持デモだったとしても救済が必要なのだ。なぜか。もし「サヨクだから助ける必要ない」と判断することを肯定した場合にはいつか政権交代が発生したり状況が変わった際に逆側の人が冤罪に巻き込まれても「ウヨクだから助ける必要ない」と判断される恐れがあるからだ。冤罪の救済に思想信条の是非はどうでもいい。それが法治国家である。一方で、拘束された彼らがフリーター労働組合の関係者だったことを捉える向きがある。秋葉原で非正規雇用批判発言をした麻生首相がフリーターの3人を潰したという構図である。なるほどと思わせる。麻生首相の政治思想を体現した事例と言えよう。小沢一郎民主党代表も夕刊フジの連載で非正規雇用批判した経緯もあり与野党代表は似たもの同士というワケだ。当然、民主党が今回の冤罪を批判しても説得力は薄い。こんな最悪な政治状況だからこそデモは重要な政治的な行為だと思う。主張の内容がどうであれ冤罪を軽視してはいけない。警察の罪も非常に重い。

・年次改革要望書がテレビにでた!?

サキヨミというフジテレビの番組で、かの有名な年次改革要望書の話題が報道されたという。左派ブログ界隈では「ついにテレビで報道された」とちょっとした騒ぎになっている。ボクもユーチューブにupされた動画を拝見したわけだが、はっきり言おう。「これはガス抜きだ」と。これで「テレビはまったく報道してくれない」と言うことはできなくなった。報道内容にしても賛成反対を等価に扱う「中立的」なお利口報道であり無意味に等しい。番組自体がニュースでありながらタレントが出演するなどジャーナリズムの体を成していない。だいたい遅すぎる。郵政選挙は何年前の話だと思っているんだ。その反省すらない。肝心の要望書についても「アメリカの陰謀」ふうに触れただけ。本来はもう少し現実味のある話である。要望書は元々、保守論壇の若手論客・関岡英之氏が著書『拒否できない日本―アメリカの日本改造が進んでいる』に書いたことで知られるようになったわけだが、関岡氏は日本人が「自発的」にアメリカ追従になる点も強調しながら徹底批判している。「テレビにでた」のは良いが正確な情報が伝わることはこの分だと難しそうだ。テレビに期待する方がオカシイとも言える。とはいえ、ネットとテレビ・新聞とで情報が解離しすぎるのは良くない。たとえばネットを使っていない人は麻生首相がアムウェイの空気洗浄機を使っているという事実を知らないだろう。だからテレビの報道は大事ではある。が。ファニーに演出したり「ガス抜き」としての報道はいらない。いるのは正統な「ジャーナリズム」に準ずる形式による報道だ。まずディレクターは関岡氏の著書を読め、である。

今日、扱った3本のニュースは奇遇にも全て「ネット」関連だ。アムウェイの「ネット」ビジネスを加えると4本だけどね。総じて既存マスコミの退廃が目立つと言えよう。

http://kaname.s42.xrea.com/node/11  

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