★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK55 > 475.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.amakiblog.com/archives/2008/10/30/#001208
2008年10月30日
「ルールある資本主義」の必要性を強調し始めた日本共産党
今日10月30日の新聞記事で注目したのは、「共産、経営者に接近」という朝日新聞の記事である。
知らなかったが、なんでも9月末に、経済情報誌「BOSS」主催の会合に招かれた志位日本共産党委員長は、100人近い企業経営者を前に、
「新しい民主的な経済体制の下で大企業と共存共栄を図るというのが共産党の立場です」
と述べ、
「ルールある資本主義の必要性を強調」
したという。
驚いた。
口を開けば大企業の営利主義を批判し、大企業優先の経済政策、課税政策をとってきた自民党を批判してきた日本共産党である。
その日本共産党の委員長が、「過度な利潤追求を抑えるルールをつくってこそ資本主義は発展する」と経営者に説教したというのだ。
それを経営者が、「ずっとうなずきながら話を聞いていた」というのだ。
新左翼の連中が聞いたら目を剥いて日本共産党の堕落振りを罵倒するようなニュースだ。
しかし私は新左翼ではない。
私は日本共産党を批判するためにこのブログを書いているのではない。
それどころか志位委員長の言動を評価したいのである。
願わくば、派遣労働者の窮状を救うことを党勢の拡大より優先させてほしい。
党勢の拡大のために蟹工船ブームや派遣労働者問題を利用しないでほしい。
日本共産党の議席のひとつやふたつを増やすことを優先するのでなく、国民が期待する新しい政党に生まれ変わって欲しい。
日本共産党の名前をいっそ「人間を使い捨てにしない資本主義を実現する党」などと改称し、「心ある企業家」を含めた幅広い国民から支持されるような新たな政党に脱皮してもらいたい。
「企業の変革を促していく」だけではなく、「変革した企業の支持が得られる」ような政党を目指して欲しい。
その歴史的チャンスは今をおいてない。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK55掲示板
フォローアップ: