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麻生首相の実家である「麻生」(旧麻生セメント)が、九州新幹線に欠陥材を納入していたことが発覚し、大問題になっている。「麻生」は麻生首相が政界に入る前まで社長をやり、現在は実弟が社長を務め、夫人も取締役にも名を連ねる。
「麻生」が納入した欠陥品は、04年に開業した九州新幹線の高架橋の建設に使われたパネル材料。高架橋の橋脚の上に載る橋ゲタをつくる際、コンクリートを流し込む型枠の底面部分の「埋設型枠」として使われた。施工後、はがす必要がない「埋設型」のため、本来は施工後、コンクリートと一体化しなければならないが、接着力が弱く、コンクリートから剥離(はくり)してしまう。
はがれると耐久性が低下し、はがれたパネルが落下し、下にいる人を直撃する恐れもある。はがれた高架橋は、未補修のまま放置されているという。
問題なのは、「麻生」が、最初から欠陥品だと承知していて納入した可能性が高いことだ。02年に社内で作成された報告書で、「欠陥品」「開発当初、各種試験を怠った」「初期のトラブルの原因分析を十分行わず、販売しつづけた」と分析している。
「麻生」は02年、この事業そのものから撤退し、型枠の製造もとりやめる方針を決めている。
麻生首相は「内容についてはまったく知らない。知っててやっていたのが事実だったら問題だ」と他人事を装っているが、なぜ、九州新幹線に納入できたのかも含めて、徹底追及が必要だ。
(日刊ゲンダイ2008年10月24日掲載)
2008/10/27 10:00 更新
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