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猛毒米輸入は、農水省天下り会社の汚染見逃しが原因。(ふじふじのフィルター)
http://www.asyura2.com/08/senkyo55/msg/254.html
投稿者 忍 日時 2008 年 10 月 24 日 19:05:22: wSkXaMWcMRZGI
 

地上最強の天然発がん物質アフラトキシンB1やら農薬メタミドホス、アセタミプリドに汚染された輸入米は、どうして日本に入ってくることになったのか。

 ベトナムなど輸出国の検査がいい加減だったからだろうとか、輸出国が汚染米と知っていながら輸出したのだろうなどと思っていたが、そういうふうに輸出国に責任があることでは全くなかった。

 「捉えてみればわが子なり」じゃなくて「捉えてみれば農水省天下り」という感じ。

 テレ朝の報道ステーションで、驚くべき事実が明かされていた。

【汚染米】 汚染米検査 天下りの闇 【事故米】 - 13 分 -


 このニュースで、汚染米輸入の原点となるWTOの交渉でさえも、天下り法人と天下り会社の利益のために行われているのではないか、MA米の受け入れを決定したのではないかと思えてきた。ホントに省庁というのは、国民のための仕事をしているのではなく、自分たちために税金使いまわしの方法ばっかり考えているところだなと思えるから、ぜひ、よくご覧くださいね。


 例えば、ベトナムの場合、お米を輸出する際、ベトナム政府系検査会社で、コメ粒の大きさから残留農薬に至る様々な分析を行うが、日本へ輸出する米だけは、例外的に検査していないという。日本への米は「OMIC(オミック)社」が検査する、日本政府は日系企業しか使わないとのこと。

 そこでリポーターは、ベトナムにある「OMIC(オミック)社」を訪ねるが、意外にもそこでは、農薬の検査は行われておらず、ただ単に米のサンプルを採取して日本の検査機関へ送るだけとのこと。検査は日本穀物検査協会が行っているとわかる。下記のような流れとなる。 

 OMIC(サンプル採取)→空輸→日本穀物検査協会(残留農薬の検査)

 農水省は米を輸入する際、安全性の確認を以下の二段階で義務付けている。

1、輸出国での検査
2、船積段階での検査

 この2段階を合格して、日本の港まで運ばれて、そこでの検疫(厚労省)で、許容量の3倍のメタミドホスが検出されたとなっている。

 しかし、先ほど述べたように、二段階を合格しているといっても、日本で検査しているのであって、輸出国での検査は行われてはいない。船積み段階での検査については、サンプル空輸で日本穀物検査協会が行ったかどうかは、わからなかったが、日本穀物検査協会は、二段階の検査で見つけられなかったといっているから、船積段階でも空輸された米を検査したのだろうと思う。とすれば、農水省が義務付けた二段階の安全確認は、行われていないということではないのかな?

 どこの国でも輸出国の検査機関に検査をゆだねているのに、日本だけが天下りのために不要な「OMIC」なんて米を採取するだけの機関をつくっていて、現地の検査機関に任せておけばいらない無駄な税金を使っているわけで、また、余計な機関を作ったために、今回の汚染米輸入の責任は農水省の天下りの「OMIC」のサンプル採取に問題があったのか、「日本穀物検査協会」の検査に問題があったのかもわからなくしている。

 これらの天下り会社が農薬など汚染を見逃し、日本の港での検疫(厚労省)で、アセタミプリド検出となったわけで、天下り会社の見逃しだから輸出国へつき返すなんてことはできるはずがないことだった。それで、事故米として倉庫に保管、のち業者へ売り、食用として市中に出回らせることになったのでしょうね。

汚染米流通は、 農水省の責任!

 民間へ責任を全部押し付けて責任を逃れることは許されない!

 ベトナムに限らず、タイ、アメリカ、中国、オーストラリアなど、日本へのコメ輸出国に「OMIC」は、支店を置き、ベトナムと同じ方法で輸入している。

 日本は、天下りを養うためにあるような国ですね。

 天下りを根絶しないことには、私たちは安全を失い、税金は無駄に使われるということ。

 そして、この天下り二社は、両社とも本社が東京兜町の同じビル内にある。

 だから、東京兜町の「OMIC」は、送られた米のサンプルを同じビルの3Fにある「日本穀物検定協会」へ持っていくだけという、古館キャスターは丸投げと言っていたが、そのとおりで、日本で検査をするにしても、現地から直接「日本穀物検定協会」へ送ればいいことなのに、天下りのためにある無駄な会社ということが分かる。もっとも、輸出国に検査を任せれば、そもそも、「OMIC」と「日本穀物検定協会」は、どちらも不要な会社ということだけどね。

 検査料は年間20〜30億円とみられる(もちろん税金)。

 さて、天下りの二社を紹介しておきましょう。 

◆OMIC(東京兜町本社)

役職員数360人

谷萩眞一社長
2001年〜2003年 北陸農政局長

取締役3人が農水省OB

◆日本穀物検定協会(東京兜町本社)

役職員数460人

濱口義曠会長

1989年〜食糧庁長官
1991〜92年農水事務次官

1993年 生物系特定産業技術研究推進機構理事長
1996年 日本中央競馬会理事長
1999年 農林中金総合研究所理事長
2001年 日本穀物検定協会会長

 濱口会長は、輸入米導入を決めたガット・ウルグアイラウンドの交渉に深くかかわった人物で、4つの団体を渡り歩く典型的な天下り官僚。

 WHOの交渉さえ天下りに有効利用した?

 いったいいくら退職金(税金)を受け取ったのだろうか?

 これでも官僚や官僚の天下りに怒りがわいてきませんか?

 とりあえず、ここで言えることは、

「OMIC」と日本穀物検定協会(東京兜町本社)は、不要だから、廃止しなさいってこと。

http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-53c3.html


「コメント」
 もし上の問題が本当ならば、大きな政治的な問題だし、公務員としての仕事をなされたのか疑問を持つが。公務員としての信用性を落とす内容だが。アメリカにも流れたとの話だけど、基本的に日本が直接に管理して輸入をした内容だから、やはりこの問題の根を深い。

 

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