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2008年10月21日
健在なり、木枯らし紋次郎
10月21日の毎日新聞「新聞時評」欄で、中村敦夫氏が「事故米事件」に関する農水省の責任を鋭く追及していた。
自らが参院議員の時に、農水委員としてBSE(牛海綿状脳症)事件にかかわった経験から、「これは闇が深い!」と直感したという。
案の定、その後の新聞報道は、この問題の真の責任は農水省と犯罪業者のもたれあいの構図にあること、農水行政の腐敗にあることを白日の下にさらした。
工業用「のり」の原料として輸入したという農水省の説明にもかかわらず、米を使った事はないという「のり」業界の証言まで明らかにされている。
それにもかかわらず、農水省の責任が問われないままにうやむやに終わらせては国民は納得できないではないか、そう中村敦夫氏はメディアの責任を問うている。
おりから10月21日の東京新聞は、「こちら特報部」の特集記事において、再発防止策の方向に国民の注意をそらそうとする農水省は、業者への規制強化や報告の義務化など、自らの非を不問にしたまま農水権限の焼け太りと天下り拡大にすりかえつつある、と指摘している。
中村敦夫氏は、私がまともだと思った唯一の政治家であった。
その中村敦夫氏は2004年の参院選で落選し、混迷する政界に見切りをつけて引退する事になる。
それから4年、政界は混迷の極みである。
その結果日本という国は、4年前に比較しても桁違いに壊れてしまった。
「あっしにはかかわりのないことでござんす」
それは中村敦夫氏扮する木枯らし紋次郎の決め台詞だ。
それは知っている。
しかし、ここは俳優中村敦夫をすてて、政治家中村敦夫としてもう一度再登場してみないか。
その時は、一の子分として馳せ参じたい。
この世の悪をたたっ斬る、世論を声援を受けて悪徳政治家、官僚を相手に暴れまわる。
二人だけでも十分にそれはできる。
いまの政治の体たらくを見るにつけ、政治家中村敦夫の復活を期待する。
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