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南国宮崎の陽性イメージが瓦解するような事態が「衆議院宮崎1区」から立候補予定だった中山前大臣の迷走によって生まれている。すでに、小泉純一郎元総理が引退を決め、近頃は「改革」なる旗印も色褪せる中、東国原知事の立ち位置が「そのまんま自民党」であることが明らかになってきた。大阪の橋本知事同様にテレビ番組出身のふたりの知事は、公共事業をめぐる利権構造の前に立ちすくみ、何の切り込みも出来ない共通点を持っている。東国原知事擁立に向けて中山前大臣がエールを送ったというのが「道路建設促進」の女性団体を通してだったというのも象徴的な出来事だ。 [引用開始] だれやみ日記:一体どこまで /宮崎 ただもう、あきれるばかりの3週間だった。 成田空港、日教組などを巡る「暴言」でいったん引退を表明した中山成彬・元国交相が16日、次期衆院選に「やっぱり出る」と自民県連会長に伝えた。「明日、党本部の古賀誠・選対委員長と会い、出馬についての記者会見を開く」とも言い残して東京へ向かった。 すでに宮崎1区候補の公募者が出そろった自民県連は17日、あわてて対策の会合を開いた。ところが17日朝、宮崎へとんぼ返りした中山氏は「やっぱり出ない」と出馬を撤回した。その報が県連の会合中に伝わり、胸をなでおろす者、憤る者……。中山氏に振り回されるだけの自民県連はさらなるダメージを受けた。 出馬撤回の会見で、中山氏は「後援会の『出てくれ』という意向が強くて断りきれなかった。党本部で古賀・選対委員長に会うから待ってほしい、と説得した。私は最初から不出馬を表明している」と今度は後援会のせいにした。自民公認を得るため、頼りとされた古賀氏は、16日夜に「後援会の問題ではなく、あなた自身が判断すべきことだ」とはねつけていた。自民幹部は「党がこんな問題に介入したら国民に笑われる」と述べた。 「暴言」で始まった一連の中山氏の迷走ぶりは見苦しいが、その台風のような強烈な破壊力だけは認めざるを得ない。 発足まもない麻生政権の好イメージは相当ぶっこわされた。この人を6期も国会へ送り込んだ宮崎県民の政治レベルを全国に知らしめた。文科相、国交相と彼を2回も閣僚にした自民党の体質も暴露してくれた。中山氏に「後継指名」され、国政への野心を隠さなかった東国原知事に対する県民の見方も変えてくれた。 その知事は、自身の出馬騒動について「宮崎に全国の注目を集めたのは事実だ」と言い放った。確かに宮崎は、今回ある意味で有名になった。しかし、しかし……。<宮崎支局長・大島透> 毎日新聞 2008年10月19日 地方版 [引用終了] 前回のブログには、中山前大臣の言動に「妖怪のおもむき」と書いたが、妖怪ではなくてモンスターだったのかもしれない。私から見ても、自由民主党には尊敬出来る政治家がいた。「良質な保守」として生活者の喜怒哀楽をわきまえ、独善的な排他主義に陥らず、過去の戦争の反省からアジア諸国との友好を願う人たちだった。宇都宮徳馬さんや鯨岡兵輔さんなど風格があり温かさを感じる政治家だった。 |
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