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小沢氏、結束に腐心=参院側に不満も−民主【時事ドットコム】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008111800911
民主党の小沢一郎代表ら執行部が、党内の結束維持に腐心している。麻生太郎首相が2008年度第2次補正予算案の提出を明確にしないことに反発して対決姿勢に転じたが、いったん与党と合意した新テロ対策特別措置法改正案の参院採決をほごにした代償は小さくなく、参院側にしこりを残す形となったからだ。
「いつも参院には無理を押し付けている。迷惑掛けて申し訳ない」。小沢氏は18日、衆院本会議を中座して国会内の参院民主党役員室に足を運び、輿石東参院議員会長らに同改正案の対応をめぐる突然の方針転換をわびた。
この日は参院外交防衛委員会で同改正案の採決が決まっていた。しかし小沢氏のトップダウンで見送られ、与党の批判にさらされた参院幹部はメンツをつぶされた格好になった。小沢氏はこれに先立つ党役員会で、前日の首相との会談内容を約10分間にわたって説明。党代議士会でも、鳩山由紀夫幹事長と山岡賢次国対委員長が「党一体での行動をお願いしたい」「衆参連携で進めてほしい」などと結束を呼び掛ける場面があった。
党内では、今回の小沢氏の判断に表立った異論は出ていない。しかし、参院で審議を拒否しておきながら、労働基準法改正案などの採決が予定されていた衆院では「生活重視」を理由に審議に応じるというちぐはぐな対応には、参院側から「われわれが審議を止めるために体を張ったのに、衆院は何なんだ」(幹部)と不満の声が漏れた。
共産、社民両党も、「2次補正が提出されるまで新テロ法案などの採決に応じないという姿勢は全く理解できない」と民主党の対応に批判を強めている。今後の民主党の出方次第では、野党内の不協和音が高まることも予想される。(了)
(2008/11/18-20:45)
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