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小沢さんはおそらく年越しの資金繰りのメドが立たないのだと思います。最近の表情は、資金繰りに困っている社長のそれに僕には見えます。小沢さんはいまだに、「民主党」を「経世会・自由党」と勘違いしているところがあると思います。小沢さんが幹事長として指揮した1990年の第39回衆院選でさえ、経世会の当選者は69人ですよ。
当選1〜3回の現職で組織する一新会は30人ほどでしょうか。「小沢一郎政治塾」出身者らで組織する「一新会倶楽部」の新人は50人以上いると思います。小沢グループはベテランの山岡国対委員長らも加えると、ひょっとすると100人前後になるかもしれません。
小沢さんはこのほか、一新会倶楽部メンバーではない、100人近くの新人総支部長も「子分」に思っている節があり、とても良いオヤジさんなのですが、総計200人近くに上ります。
そうすると、経世会時代の年越し資金(モチ代)の3倍近くのお金が必要です。経世会には竹下、金丸のほか、小渕、橋本らもいましたから、一人あたりの負担としては1・5倍の感覚でしょうか。とはいえ、バブル期の与党(政権政党)の最大派閥(常に会員が首相か党幹事長)の1・5倍はいくら何でもムリです。それに加えて、建物が自己所有で、土地は大蔵省が所有している自民党本部と違い、民主党本部は三宅坂商事さんの三宅坂ビルに入居していますから、担保物件はまるっきりありません。それどころが三宅坂商事さんには7000万円もの敷金を預けています。陸山会の不動産は登記の都合(法人格)があり、小沢さんの個人名義ですが、ローンを組んでいる物件が多いので、おそらくこれ以上の借り入れは難しいのではないでしょうか。まあそこまで知りませんが(^^;)小沢さんのことですから、資金繰りに関する発想が当時とあまり変わっていないと思います。発想の転換が必要です。
長妻昭さんは『闘う政治 手綱を握って馬に乗れ』を次のように書き出しています。
(引用はじめ)
はじめに
35歳、生まれてはじめて献金をいただいたとき、驚き、そして感動した。
政治家は信用できない職業−−。政治家を目指す中で、そんな視線を感じていたからだ。
まだ当選もしていない自分に献金をくれる。本当に政治に期待している人たちがいる。
少ない年金の中から「日本をいい国にしてほしい」と献金を振り込む方。「今度こそは日本を変えて」と祈るような気持ちで投票所に足を運ぶ人たち。
選挙に出て、これほど多くの方々が政治に望みを託している、と実感した。
(引用おわり)
政党助成金や歳費頼みでは、その人はたんなる国家公務員、役所改革は公務員には任せられません。献金を集められるようになって初めて政治家になるのではないでしょうか。総支部が自前で資金繰りをしなければいけません。さもなければ、「小沢チルドレン」と呼ばれ、当選1回で消えていくことを覚悟すべし。
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