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那覇市長 翁長氏3選 平良氏に1万5105票差【沖縄タイムス】
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-17-M_1-001-1_002.html?PSID=7fabc886f92329a92601c1886e774a52
当確を決め、支持者とともに万歳をして喜ぶ翁長雄志氏(中央)=16日午後9時45分、那覇市牧志の選対事務所(前森梓撮影)
改革継続 手腕に信任
任期満了に伴う第十九回那覇市長選は十六日投開票、即日開票され、無所属で現職の翁長雄志氏(58)=自民、公明推薦=が七万七十一票を獲得し、無所属の新人で前県議の平良長政氏(65)=社民、共産、民主、社大、国民新推薦=に一万五千百五票差をつけて三選を果たした。屋良朝助氏は千七百九十七票だった。翁長氏は二期八年の実績をベースに行財政改革の継続を訴え、市政運営手腕に高い評価を得て圧勝した。
平良氏は野党各党による共闘体制を早期に確立し、労働団体との連携で「大事なことは市民と決める」をスローガンに八年ぶりの市政刷新を訴えたものの、政策を浸透させることができず届かなかった。
当日有権者数は二十四万千百二十人。投票率は53・06%で、前回を3・33ポイント下回り、本土復帰以降十回(無投票一回含む)行われた市長選で過去三番目の低さとなった。
「チェンジ」を掲げて市政刷新を訴えた平良氏に対し、翁長氏は「生まれ変わった市役所を元に戻さない。ノーリターンだ」と訴え、八年間の実績をアピールした。市役所職員の意識改革、ごみ処理問題の解決、奥武山野球場整備など目に見える実績を浸透させることに成功した。市民が市民を支え合う「協働のまちづくり」の理念が有権者の支持を得た。
また、昨年七月の参院選沖縄選挙区での自公候補の惨敗、今年六月の県議選での与野党逆転など自公体制に対する逆風を警戒し、二期の取り組みをアピールするパンフレットを早期に配布するなど、選挙戦の焦点を「市政改革」に集中させたことも奏功した。
翁長氏が三選を果たしたことで、自公体制や経済団体との協力関係の強さがあらためて示された形となった。
近く予想される衆院選や二年後の県知事選など、今後の県内政局にも影響を及ぼしそうだ。
一方、平良氏は社民、共産、民主、社大、国民新党、政党そうぞうの支援を受け、後期高齢者医療制度の問題や雇用不安などを例に「自公政治」を批判。福祉、教育政策の充実を説いて「市政奪還」を訴えたが、組織間の運動もまとまりを欠き、票を伸ばすことができなかった。
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