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【小沢代表緊急直撃】
2008年10月14日 掲載
麻生首相よ、逃げてもムダだ!
緊急直撃≪第1回≫
●いずれは国民から指弾を受け解散せざるを得なくなる
声帯を痛め、一時、都内の病院に入院していた民主党の小沢一郎代表が、日刊ゲンダイ本紙の単独インタビューに応じた。もう声はすっかり大丈夫のようで、まず、飛び出したのは痛烈な麻生首相批判だ。麻生は月刊文芸春秋の最新号(今月10日発売)で〈小沢代表よ、正々堂々と勝負しよう〉と呼びかけた。〈私は決断した〉〈国会の冒頭、私と自民党の政策を小沢代表にぶつけ、賛否をただしたうえで国民に信を問おうと思う〉と書いた。誰が見ても早期の「衆議院解散宣言」だが、その後、麻生は「いつ解散をやるなんて書いていない」「まだ(小沢氏から賛否の)答えをいただいていない」などと屁理屈をこね、解散・総選挙から逃げ回っている。麻生太郎ならぬ、「ウソ太郎」に、小沢代表はこう迫った。
麻生総理は新内閣のスタートに当たって、「内閣総理大臣」の肩書で月刊誌に論文を発表し、総理としての所信を明らかにしました。その中で、「臨時国会の冒頭、国民に信を問う」とハッキリ書いていらっしゃる。しかも、原稿執筆後の先月29日、国会でその論文とほぼ同趣旨の所信表明演説を行った。それなのに、いろいろと屁理屈を言って、解散から逃げ回っているみたいですね。
たった数日で言動が百八十度異なる。国民はどう思うでしょうか。特に最近、日本の最高権力者の言葉があまりにも軽く、あまりにもいい加減になっています。総理大臣の言動が軽薄だと、政治への信頼が失われてしまう。国民が政治を信用しなくなる。僕が最も恐れているのは、そういうことです。
要するに、いま選挙すると負けそうだ、選挙が怖い、ということでしょう。総理大臣としては、はなはだよろしくない。
麻生総理は僕が総理の質問、つまり補正予算案への賛否について答えていないと言うが、ちゃんと答えています。テロ特措法案への対応についても、こちらの原則を述べて、だから反対ですよ、と申し上げている。
そもそも、国会の代表質問とは国務大臣、特に総理への質問の場ですよ。そのルールを変えて、お互いにやり合いましょうというのであれば、そうします。しかし、そういう話もなしに、総理はいきなりルールを無視して「逆質問」をしてきた。それに直接答えるのも変だから、僕は自分の所信を語り、間接的に反論したのです。あれで賛否が分からないのであれば、よっぽどおかしいのではないか。政治家としてレベルが低すぎると思います。
いずれにしろ、こうやって、解散・総選挙から逃げ回っていたら、自民党の中もメチャクチャになっていくのではないですか。僕が許さないというより、国民が許さない。これだけの世界的経済危機が押し寄せて来ているのに、自民党は総選挙をしないまま3人も首相を代え、政権のたらい回しを続けている。世界に例のない異様・異常な事態です。
福田政権の時、来年9月の任期満了まで解散しないで引っ張るのではないか、という見方があり、マスコミの方から、その場合どうするのかと聞かれたことがあります。僕は「いや、解散は早い」と断言しました。国会のテクニカルな話ではない。解散から逃げ続けることは国民が許さない、国民の指弾を受ける、解散せざるを得なくなる、ということです。事実、その通りになってきたわけです。
麻生総理も、国民の「解散せよ」という声から逃げることはできません。もし、逃げ続ければ、「解散はイヤだ、イヤだ。選挙が怖い」と言いながら、解散せざるを得なくなる。ものすごくみっともない解散になります。
麻生総理が家系と血筋を誇るのであれば、それにふさわしい正々堂々の戦いをすべきです。総理自身が月刊誌で「正々堂々と勝負」と宣言している通り、勝つも負けるも正々堂々。当たり前のことです。
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