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http://mainichi.jp/select/wadai/archive/news/2008/10/19/20081019ddm001040100000c.html
原発で仕事中に被ばくした沖縄県うるま市の喜友名(きゆな)正さん(当時53歳)の悪性リンパ腫による死亡について、淀川労働基準監督署(大阪市)は、いったん出した不支給決定を取り消し、労災認定する方針を遺族に伝えた。厚生労働省が「慎重に検討する事項」として専門家の検討会を開くなど協議していた。被ばくに起因するリンパ腫での労災認定は初めてで、被ばく労働者の補償への道が広がりそうだ。
悪性リンパ腫は、白血病と同様のリンパ系腫瘍(しゅよう)の一つ。被ばくによる労災認定基準に対象疾患として例示されていない。
喜友名さんは97年、機器を傷つけず放射線や超音波などで検査する「非破壊検査」社の下請け会社(大阪市東淀川区)に入社。会社の被ばく記録では97〜04年の6年4カ月間、全国の加圧水型原発(泊、伊方、高浜、大飯、敦賀、美浜、玄海)や青森県六ケ所村の再処理工場で検査業務に携わり、計99・76ミリシーベルトの放射線を浴びた。白血病の認定基準に照らすと3倍以上の被ばく量だった。
喜友名さんは04年5月に悪性リンパ腫と診断され、抗がん治療を受けたが05年3月に死亡。妻末子さん(57)が労災補償を請求したが、淀川労基署は06年9月、不支給を決定していた。【大島秀利】
毎日新聞 2008年10月19日 東京朝刊
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原発労働者の病死、保障は十分か 労災不認定・喜友名正さんの遺族が申し入れ
http://www.news.janjan.jp/government/0803/0803062144/1.php
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