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(回答先: 小泉元首相:苦言、冒頭解散なら勝算あった(毎日新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 10 月 18 日 10:36:31)
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2008/10/18/20081018ddm005010021000c.html
自民党:解散風吹かす町村派 選挙基盤弱い若手多く
自民党最大派閥の町村派幹部らが、麻生太郎首相が早期の衆院解散・総選挙に打って出るとの観測を発言し続け、「解散風」を吹かせている。早期解散への流れを作ることで、首相への影響力をアピールする思惑がある一方で、同派は選挙基盤の弱い若手議員が多いため長期の選挙準備が困難との事情も抱える。他派閥からは反発も出るが、町村派の狙い通り、首相が今月末にも解散を判断するとの見方が強まっている。
早期解散論を繰り返すのは、同派の細田博之幹事長。10日に地元で選挙事務所開きを済ませ、16日の会合では「自民党で解散風を大いに吹かしている細田でございます」と、自ら発信源となっていることを認めた。
細田氏に同調し、もともとは年末・年始解散が持論だった同派最高顧問の森喜朗元首相も14日、早期解散に言及。町村信孝前官房長官、中川秀直元幹事長ら同派幹部も発言を強める。森氏と親しい津島派の青木幹雄前参院議員会長も、同様だ。
町村派が解散をリードするのは、森氏から4代続けて首相を輩出した同派が8年ぶりに政権を他派に明け渡した焦りがある。福田康夫前首相の辞任後、「選挙の顔」として総裁選で支援した麻生首相がなかなか解散に踏み切らないため、「福田前首相は何のために辞めたのか」(町村氏)との不満がくすぶる。
また、同派で次期衆院選に出る57人のうち、半数は選挙で苦戦が予想される当選1、2回の若手だ。若手は選挙準備を本格化しており、解散が遠のけば資金不足に陥るため、早期解散を望む声が強まる。
こうした「解散風」は、党内に影響を与えている。先週まで解散延期を主張していた古賀誠選対委員長は16日、早期解散論に転じた。
ただ、町村派の攻勢は、首相の解散権への介入にもなりかねないため反発も上がる。首相周辺は「早期解散を発言しているのは町村派の連中ばかりだ」とけん制。麻生派の中馬弘毅元行革担当相も16日、「幹事長が解散の具体的日程を言うのはいかがなものか」と批判した。【近藤大介】
毎日新聞 2008年10月18日 東京朝刊
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