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http://www.asahi.com/national/update/1014/OSK200810140061_01.html
海自隊員死亡 15人対戦の半ばで棒立ち、それでも続行
2008年10月14日15時16分
精鋭部隊を志していた若い自衛官の命を奪ったのは、「訓練」とは名ばかりの集団暴行だったのか。広島県江田島市の海上自衛隊第1術科学校で起きた3等海曹の死亡事件。海自側は異動の「はなむけ」と説明するが、転出直前の15対1の異例な対戦に、遺族の疑念と悲しみが募る。
海自関係者によると、3等海曹が参加した徒手格闘訓練の相手となった隊員の1人は、海自の調べに「3等海曹は7、8人目を相手にしたとき、棒立ちの状態だった」と証言し、15人を相手にする予定だった訓練の半ばで、すでに体力を相当消耗していた様子を明かしているという。ただ、相手に反撃する意思も見せたため、訓練は続けられ、最後から2人目のパンチをあごに浴びて倒れた。
徒手格闘訓練は、空手と柔道を合わせたような自衛隊独特の格闘技で、防具やグローブを着用するが、実戦を想定しているため「軽いけがは珍しくない」(自衛隊幹部)という。
特別警備隊の養成課程では7月にも、課程をやめる直前の隊員が16人を相手にして、歯が折れるなど顔を負傷した。この後、殴ったりけったりする際、拳や足を相手の体の寸前で止めて、ダメージを減らす「打ち込み禁止」のルールができたという。ただ、双方が同時に攻撃すれば、寸止めが利かず、強い打撃になることはありうるという。
海自地元トップの杉本正彦・呉地方総監は13日、報道陣に対し、「優秀な隊員を失い残念」と述べる一方、「事故」との見方を強調した。しかし、海自幹部の1人は、15対1という対戦は「隊内でも聞かない」という。
「(養成課程を)辞めるからといって、なぜ15人で殴る必要があったのか」。3等海曹の父親(51)は13日、愛媛県内の自宅で海自側の対応への不信感を口にした。訓練で息子が倒れた日から1カ月以上たっても、海自側からは十分な説明を受けていない。海自側が訓練について「(異動の)はなむけだった」と父親に説明したことも、集団暴行だったのではないか、という疑念を強めている。「事実を隠すために時間を稼いでいるとしか思えない。非を認め、ちゃんとわびてほしい」と訴えた。
3等海曹は5歳から地域のスイミングスクールへ通い、海と水泳が大好きだった。中学を卒業するころには海上自衛隊へのあこがれを強めていたという。高校2、3年では生徒会副会長を務め、他の生徒からの信頼も厚かった。海自入隊が決まっていた高校の卒業式では、同級生を喜ばせようとして「何かあったら海自から助けにくるけん」と笑顔で話していたという。
実家近くで酒屋を営む女性(56)は、今年の夏に顔を見たのが最後になった。「帰郷しては『おばちゃん、元気?』と顔を出してくれた。あんなに元気だった子が、なぜこんなことに……」と声を詰まらせた。
中学校で同じクラスだった男性会社員(24)は、文化祭などの行事に率先して取り組んでいた姿を覚えている。「まじめな人だった。突然の出来事で驚いて何も言えない」と話した。
[新世紀人コメント]
相撲部屋のリンチ殺害と同じなのではないか。
相撲部屋では親方も関与していて罰せられたが、自衛隊においても幹部の責任を問うべきだろう。
しかしこれでは非行少年グループのリンチ殺人と変わらないだろう。
喧嘩でもなく陰湿ではないか。暴力のコントロールが出来ない連中に抑止力は期待できないだろう。
何やら「イージス艦あたご」の飲酒運転もどきの対漁船衝突事件に似ている。
防衛大臣も「知りませぬ、関係ねー」とはいえないはずだ。
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