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http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/politics/20081013_news_001-nnp.html?fr=rk
山崎拓氏「初心に帰る」 「人と会い1票」重視 福岡2区 民主新人へ危機感
2008年10月13日(月)10:30
衆院福岡2区の現職で自民党山崎派の領袖、山崎拓前副総裁(71)が次期衆院選への危機感から、新人候補並みの精力的な地域回りを続けている。過去、企業や団体の推薦を受け組織をフル回転させてきた山崎氏だが、今回は「市民と直接会うこと」を最重視。民主新人の稲富修二氏(38)は知名度アップへ地域をくまなく回っており、都心部の選挙区で両者は“どぶ板選挙”を展開している。
12日朝、福岡市南区内であった親善ソフトボール大会。開会式で選手約340人を前に「健康の増進へ、全チームの健闘を祈ります」と山崎氏はあいさつ。式の終了後すぐ、別の民謡大会会場に移動した。
11日からの3連休。山崎氏は午前中、30分刻みで運動会や敬老会、地域行事に参加。午後から地元県議や市議と一緒に支持者宅を回り、集会や国政報告会の告知チラシを配る。「今までやってこなかったことをしない限り負けてしまう」と陣営。年明け選挙の観測も出る中、9月末の事務所開き以降、週末は徹底して選挙区内を歩く。
2003年の衆院選で苦杯をなめた同氏だが、05年4月の補選で返り咲き、同年9月の前回衆院選は「郵政民営化」の風に押され、民主候補に約4万票差をつけ圧勝。自民への逆風が強い今回は「都心の浮動票より、まず基礎票固め」と山崎氏は考える。「逆風だからこそ、人と会う。『今回は民主』と思っている人も、直接会って『やっぱり山崎に』に変えたい」。これまで消極的だった街頭演説も4日に選挙区内のスーパー前で実施。公示前に街頭に立つのは初めてだった。
当選12回を数え、党副総裁まで務めた山崎氏が今回、陣営幹部に対して何度も口にするのが「原点に戻る」「初心に帰る」の言葉だ。
支持者回りでは3時間かけて30戸を訪問した。頭を下げて11戸で軒先にポスターを張ってもらった。西村俊隆・事務所長は「勝利の方程式はないが、有権者に会うことほど、確実なものはない」。今後も地域密着選挙を進める構えだ。
対する民主新人の稲富氏は「相手は超大物。浮動票や風に頼るだけでは到底勝てない」として、地域回りに力を注ぐ。12日は自転車で選挙区内を遊説。昨秋の出馬表明後、街頭演説は1700回を超え、自転車遊説は毎日5‐6時間。山崎氏に負けじと地域に足を運ぶ日々だ。2区には共産党公認の小林解子氏(28)も立候補を予定している。
=2008/10/13付 西日本新聞朝刊=
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