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http://www.amakiblog.com/archives/2008/10/11/#001178
2008年10月11日
行きつ戻りつ、迷い続けながら、自分の考えを確かめ続ける毎日
毎日この国の政治を外から眺めていると、つくづく嫌になってくる時がある。
一つとしてまともな政党がない気がする。本物の政治家を見つける事がどんどんと難しくなって来ているような気がする。
それでも政治から目が話せないのは、こんな政治家に好き勝手をさせておいていいのか、という思いがあるからだ。
政治から目を離すという事は、同時にまた、政治家を手玉にとって生き残る官僚支配のやりたい放題を見過ごすということでもある。
圧倒的な権力を握るこの国の政治家と官僚のもたれ合いで動かされてきたこの国の政治から逃げることは、彼らに権力を握り続けさせるという事である。
それによってもたらされる国民生活の犠牲から目をつむることである。
だから、やはり政治から目が離せない。
行きつ戻りつ、迷い続けながら、そんな自分の考えが正しいのかと自問する毎日である。
政治を良くするためには、やはり一度は本当の政権交代を実現しなくてはならない。そのためには民主党を応援するほかはない。
民主党がいかに矛盾に満ちた政党であっても、政権交代実現のためには仕方がないではないか、そう何度自分を言い聞かせてきた。
しかし本当に民主党は政権交代に値する政党なのか。
行きつ戻りつ、迷い続けながら、自問自答する毎日である。
そしてこんな記事を目にするにつけて、今日の私は、政治に不信を抱かざるを得ない自分を見つけるのである。
10月11日の読売新聞に6日パレスホテルで開かれたという読売国際会議2008年秋季フォーラム「あらたな秩序を求めてー政権選択への視点」の要旨が掲載されていた。
出席者の一人である野田佳彦議員(民主党広報委員)の次の言葉は、民主党を支持していいのか、と改めて思わせてくれた。
・・・外交・安保の基本的な柱は自民党と同じだ。日米同盟が基軸で・・・現実的に対応する・・・自衛隊海外派遣のルールを定めた恒久法の議論を、本格政権をつくった上で進めたい。民主党にはそう考えている人が結構多い・・・
いくら政権交代を優先させるからといって、自分の考えの基本的なところでまったく異なる方針を抱く政党を支持できるのか。
その民主党と選挙協力をして今度の総選挙で当選を確実にした社民党の辻元清美議員について、今日発売の週刊プレーボーイ(10月27日号)は、はやくも浮かれてしまった辻元議員は、政権をとったら防衛大臣にでもなってみたいなどと軽口を叩いていると書いていた。自民党と民主党はカレーライスかライスカレーかの違いでしかない。どちらも同じだと民主党を批判していたのにである。
いくら護憲で考えが一致するからといって、自分と生き方の根本において異なる人間を支持できるのか。
行きつ、戻りつ、私の迷いは続く。
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