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J-CASTニュース
「日教組が強いから大分県は学力が低い」などの「失言」を連発したとして、国土交通相を辞任した中山成彬代議士(65)がテレビ番組に出演し、「日教組批判」をまたもや展開、「反省」どころか「攻勢」に出ている。代議士によると「ほんとのことをよく言ってくれた」といった声が事務所に殺到しているという。テレビ局の世論調査でも「辞める必要なし」とする意見が45%もあり、ネット上でも発言を支持する書き込みが相次ぐなど、意外な展開を見せている。
「いまの政治というのがね、建前論議でキレイな言葉ばっかり」
中山氏は2008年9月29日朝のTBS系情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」に生出演し、相次ぐ「失言」について釈明した。「成田空港整備の遅れは『ごね得』」と述べたことについては、「不適切だった」としながらも、「公のためには自分を犠牲にしてでも、という気持ちがなくなっている」と述べ、「成田空港のことだけを言っているわけではない」と釈明。「日本は単一民族」という発言については、「同質的な民族と言いたかった」「言葉が悪かった」などと述べたが、「ことばに気をつけなきゃいけないけど、あんま『言葉狩り』ばっかりしていると政治が活性化しませんよ」とも話した。
これらの発言に一応の謝罪はした中山氏だが、「日教組批判」については譲らなかった。中山氏は08年9月28日の辞任会見でも、「これについては撤回していない」「確信的に申し上げた」と述べ、「子どもたちからダメにして日本をダメにしよう。そういう闘争方針の下に活動しておられる方々がいる、これが日本をダメにしている」と言い切った。この日の同番組でも、
「成績が良くないのも事実ですし、今回の発言で大分県からも沢山のファクス・電話が来ました。『よくぞ言ってくれた』『その通りだ』という」
と紹介した。日教組の組織率と学力調査の因果関係が全くないという指摘についても、
「私はちゃんと調べておりますから分かるんです」
「組織率の問題じゃないんですよ。大阪は私が(文部科学)大臣の時、視察に行きたかったけど、行けないんですよ。日教組が入れさせない」
「大阪府というのは、職員組合との馴れ合いでずっとやってきて、ああいう風な財政破綻に瀕している。教育関係も、大臣も入れてくれない」
「日本全体がいまの大阪府になっちゃうということ」
と持論を展開した。さらに、
「私はいまの政治というのがね、建前論議でキレイな言葉ばっかり。国民向けにいいことばっかり(言う)。要するに、民主党のマニフェストを見てですね、『国民を騙してすぐ政権取れればいい』と、『公約偽装』とまで私は思っているんですよ」
と民主党批判まで飛び出し、「逆攻勢」に出ている形だ。
JNNの世論調査で「辞める必要なし」が45%に上る
さらに、JNNが08年9月27・28日に行った世論調査で、「辞める必要なし」とする意見が45%に上り、「辞めるべき」が48%と拮抗した状態であることを受け、中山氏は若い人を中心に「ほんとのことをよく言ってくれた」「やめる必要ないぞ」という電話が事務所に殺到している、と述べた。
実際、インターネット上掲示板などでは、中山氏の日教組批判について「辞めないで頑張ればよかったのに」「日教組と刺し違えても日本のためを思って身を犠牲にしたわけか」「こんな政治家は応援したい」「発言の撤回をしないから尊敬した」といった中山氏を擁護する書き込みも相次いでいる。
さらに、民主党の山岡賢次・国対委員長が「朝ズバッ!」で、世論調査で中山氏の辞任に否定的な意見が多いことについて、
「もし若い方たちが知らずに表明しているのか、あるいはある程度分かりながら表明しているのか。分かっているとしたら、歴史が回転してる」
「そういう人達がやっぱり人気が出てくる、秋葉原で人気が出てくる、と。これはある意味では戦前のドイツや日本の現象に回帰しており極めて危険」
「リーダーがそういうのを煽ってると、日本がまたいつか来た道に行く恐れがある」
などと発言したことがネット上で槍玉に上がっている。
「民主党のほうがよっぽど危険」「こっちの方がよっぽと暴言だろ」といった批判も相次ぎ、山岡国対委員長の発言は動画共有サイトにもアップされて、追及する側がネットユーザーに批判される事態になってきている。
http://www.j-cast.com/2008/09/29027705.html
※コメント:
件名はJ-CASTニュースのではなく、こちらで勝手につけたものである。
正確には、上記の「」の通りの発言だ。
中山や麻生支持の秋葉原系の若者に見られる現象がナチスドイツの現象と類似していると指摘した発言である。
さて、さっそくだがネットの反応がスゴイことになっている。
予想通り「山岡こそ辞任しろ」という民主党批判のラッシュになっている。
これは極めて大きな問題である。総選挙、とくに都市部で影響する可能性が高い。
年長の人も多?そうな阿修羅♪ユーザーには、わかりにくいかもしれないが、まず、、、
民主党の中山を追求していた山岡が「若者・秋葉原」が「ナチスと似てる」と言ってしまった、という事実だ。
・「若者」なんて色々いるはずなのに、厄介なことに若者全部を当てはめてしまったのだ。
・その上、例によって「秋葉原」である。これは「一部のオタクの人」限定の話ではない。秋葉原は若者カルチャーの象徴的場所なのである。それを批判してしまった。
・この二重に加えて「ナチス」という痛烈な言葉。麻生が以前、民主党に「ナチスと同じ」とレッテルを貼ったことがあるが、それと一緒である。
総選挙も近いというのに、タイミングも最悪。。。。
今のところ「毎日新聞英語版問題」の初期に非常に似ている。
あの問題では毎日新聞がインターネット上で“炎上”になってしまい全ての広告が一時引き上げるという大事件にまで発展した。
今後の動向にもよるが、民主党にも“炎上”する可能性があると思う。
民主党は、相当に深刻に受け止めた方がいい。やばいぞ。早く鎮火しろ。
まぁ、ここ、見てないだろうけど(^^)
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