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たかが世論調査、されど世論調査:山本一太 blog
間もなく午前零時。 あ、ブログのカウンターがゼロに戻っている。 本日のブログへのアクセスは約7600(*ソネットの「管理ページ」では8600)だった。 この4、5日は1万を下回っている。
少し前に、自民党が「300小選挙区」の世論調査を実施したらしい。 永田町では「公然の秘密」みたいに言われている。 実際に「調査の結果」(数字)を見たわけではないので、事実かどうかは分からない。 が、具体的な数字は見たことがなくても、様々なチャンネルから各選挙区の情報が飛び込んで来る。 これも真偽のほどは分からない。 ただし、あちこちで囁かれる数字は、山本一太の感覚とかなり一致している。 あくまでも「噂」だ。 とは言いつつも、どこまで正確なのか分からない数字が耳に入って来る度に、「へえ、ここらへんが頑張ってるんだ!」とか、「なあんだ。偉そうにしてる割に地元でちゃんと努力していない(あまり人気がない)じゃないか!」などと思ったりする。
「世論調査」は進化している。 「おかしな分析」の入らない「調査の生の数字」は、その時点の「現実」に相当近い。 「厳しい数字」に直面した政治家の反応は、大きく言って2つに分かれる。 「いや、こんな数字はあてにならない!」とか、「現時点での世論なんて意味がない!」と言って「現実」から目をそらすタイプと、「これはかなり厳しい。必死にやらないと追いつかない!」とつぶやいて「現実」を受け止め、その上で「まだ決めていない票が多い。無党派層を惹き付けられれば逆転のチャンスはある!」と自らを鼓舞するタイプだ。 さすがにそこは政治家だから、「ああ、こんなに離れてちゃあ、オレはもうダメだ!」と口にする議員には会ったことがない。(ニヤリ!)
もう一度言う。 世論調査の結果は、その時点の「現実」を反映している。 「え?自分のほうがずっと知名度があるはずだ。この結果はおかしい!」「政治家としての中身は絶対、こちらのほうが勝ってるのに?!」「あんな政治家に数字で負けてるなんて考えられない!」 感情はそう叫んでも、事実は違う。 仮に相手の支持率が勝っていたら、自分が思ったほど地元の有権者に浸透していないか、相手候補がこちらより努力しているということだ。
自分の経験からいくと、「現実を直視出来ない」政治家は例外なく選挙に弱い! 「事実の把握」なしに「有効な対策」は立てられないからだ。 自らの「HPの視聴率」を高く見せるためにカウンターの数字を操作したり、ブログランキングの順位を上げるために不自然な手段(?)を使う政治家の噂を聞く度に、「バカじゃないの!」と思う。 だって、そうでしょう? アクセスを「自然な状態」にしておかなかったら、「有権者の反応」(何が国民の関心事なのか)も、「自らの発信力」の変化も全く掴めないではないか!!(苦笑)
自民党に「厳しい逆風」が吹いた「昨年の参院選挙」を生き抜いた経験から言うと、現時点での5ポイント以内の差は「誤差の範囲」だ。 仮に相手候補を10ポイント離して勝っていたとしても、けっして油断は出来ない! 逆に10ポイントのリードを許していたとしても、十分に逆転のチャンスはある。 「小泉政権」が生み出した「ジェットコースター政局」は消滅していない。 4、5日あれば、国民のムードはガラリと変わる。 選挙では「爆弾低気圧」や「ゲリラ豪雨」だって発生するのだ。 極端に言うと、解散の日の選挙情勢が、投票日にガラリと変わっているケースは十分あり得る。
何があっても次回の選挙を勝ち抜いてもらわねばならない「改革派の同志たち」が、どんな情勢の下で戦っているのかは分からない。 が、たとえどんな「厳しい状況」に陥っていたとしても、「彼ら」には「勝つチャンス」がある。 政治に対する「志」があるからだ。 選挙に向けて「なぜそう思うのか」をこのブログで発信していくつもりだ。 こんなちっぽけな「発信装置」でも侮れない。 20票差で勝敗が決まるかもしれないのだから! 皆さん、大丈夫です! なにしろ「永田町の応援男」が全面サポートするんですから!(ニッコリ!)
http://ichita.blog.so-net.ne.jp/2008-10-09
※コメント:
念のために言っておくが、私は山本一太=“政界のスネ夫”の支持者ではない。
ただ、自民党アベシンパからの視点としての価値は窺えることが可能だと考えている。
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