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http://www.amakiblog.com/archives/2008/10/05/#001168
2008年10月05日
私の判断は正しかった
・・・(小泉政権の)最大の功績は、9・11に傷ついたブッシュ大統領のアメリカを訪ね、テロとの戦いにおいて「共にある」と語り、それを実行して日米同盟をアップグレードしたことである・・・
これは毎日新聞連載「時代の風」の10月5日付に掲載された五百旗頭真防衛大学校長の言葉である。
イラク、アフガンでのテロとの戦いが完全に行き詰まり、戦争を支えるための経済政策が破綻しようとしている。それを世界が目撃し、大騒ぎをしている。
そんな時に、臆面もなくブッシュ大統領をいち早く支えた小泉首相の外交を「最大の功績」と讃えてるのである。
小泉、安倍、福田と続く自民党政権に寄り添って防衛大学校校長の職を手にし、いまや防衛相改革や安全保障政策にかかわる数々の審議会、諮問会議の常連の感がする御用学者のなかでももっとも重用されている五百旗頭教授の面目躍如である。
今から5年ほどまえ、私が二年後輩の北島官房長(当時)から「外務省を辞めてもらう」と電話一本で突然告げられた時、そのあとに続く言葉が次のような言葉であった。
・・・2年間だけ生活の面倒を見てやる。神戸大学の政治学部教授のポストを考えている。お前にその資格があるかどうかは最終的には教授会が判断するので保証の限りではないが、竹内次官(当時)と五百旗頭教授(当時神戸大学政治学部長)とは懇意の間柄なので、なんとかしてやれると思う・・・
お情けで与えられたその「ありがたい」オファーを、私は丁重にお断りをした。
第二の人生は、二度と外務省という組織と交わることのない人生を歩んでみせると決意したからだ。
それから5年、この五百旗頭防衛大学校長の言葉を目にした時、私の判断は正しかったと確信した。
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