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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008100300674
麻生首相、恒久法制定「望ましい」=自衛隊の海外派遣−参院代表質問
麻生太郎首相は3日午後、参院本会議での各党代表質問で、自衛隊の海外派遣を随時可能にする恒久法について「日本が迅速かつ効果的に国際平和協力活動を実施していくために望ましい」と述べ、法整備の必要性を強調した。その上で「与党の議論を含め、国民的議論の深まりを十分踏まえ検討を進めていく」と表明した。社民党の福島瑞穂党首への答弁。
首相は恒久法について「国際平和協力に関する日本の基本的方針を内外に示す上でも有意義だ」と指摘した。集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈については「重要な課題であり、その解釈については十分な議論が行われるべきものだ」と述べ、行使を認めるべきだとの考えを改めて示した。
福島氏は消費税について「格差が拡大する中、(税率を)上げるべきではない」と主張。これに対し、首相は「引き上げは避けて通れない」としながらも、「現在の経済状況においては困難だ。経済動向などを注視して判断しなければならない」として、当面は景気回復を優先させる方針を重ねて強調した。
一方、共産党の市田忠義書記局長が労働者派遣制度の見直しを求めたのに対し、首相は「問題の多い日雇い派遣を原則禁止するなど、労働者の保護を強化する観点から見直す」と述べ、労働者派遣法の改正を目指す考えを示した。
3日午後は自民党の坂本由紀子氏、新党日本の田中康夫代表も質問に立った。代表質問は同日で終了。6日からは衆院予算委員会で本格論戦が始まる。(了)
(2008/10/03-17:17)
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