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(回答先: 閣僚のうち、親とか親族(自分の子を除く)とかに国会議員のいる閣僚の割合の変遷。 投稿者 きすぐれ真一 日時 2008 年 9 月 30 日 20:52:10)
○世襲政治家一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E8%A5%B2%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6%E4%B8%80%E8%A6%A7
アメリカ合衆国も載っているが、これで全部か?あまりにも少なすぎだろう。と思って見てまわるとこんなのがあった。
飯久保廣嗣 Blog
http://www.decision.co.jp/10_blog/2008/07/post_90.php
米国では、地方議員はさておき、連邦議員に上がるプロセスは多くの場合が下記となるようである。
1.大学時代に政治や国政に関心を持った優秀な人材が、夏季休暇などを利用して連邦の上・下院議員事務所やホワイトハウスでインターンとして働く。
2.政治・国政に継続した関心があると、大学院で政治学や国際関係論を学び修士を取る。または、ロースクールで弁護士資格を取る。
3.上・下院議員のスタッフとなるか、政策研究機関で働く。
4.実績と実力があれば、有力議員の政策立案スタッフとなり、法律や政策の策定をする。
5.州議員を経て、あるいは直接に連邦議員となっていく。
このように、政治のビヘービュアや政策立案の能力を充分に身に付けた人たちが国の経営を担うための議員として選出されていく。また、米国の場合、世襲は稀なことだ。ブッシュ親子は例外である。
他の主要国のシステムは知らないが、米国ではこのようになっている。だから、立法府が充分に機能し、職業官僚は政策立案には関与しない場合が多い。また、主要省庁の官僚は政権が変わると総入れ替えとなる。このため、恒例、前例などに気を使うことなく、目的を達成するための最適な法案をほとんど純粋に作ることができるわけだ。幾分の折衝はあるにしても……。
---貼付け終わり---
なるほど。これではただのボンボンには無理だ。世襲はできないはずだ。って、ブッシュはどうやったんでしょうね。
○「世襲」については、Wikipediaでも「叔父が国会議員だったので世襲である」と書いてある議員もいれば「父が県議会議員だったので世襲である」となっているのもあるが、そういうのは世襲とはいわない派が多そうである。「親が国会議員だった場合のみ世襲である」とするのが多数派ではないかと思う。
親・親族が知事、市町村長、各自治体の議会議員というようなのまで含めると当然もっと多くなるが、政治を生業としているという意味ではこれらの政治家も含めるべきだろうと思う。
しかしなぜか今回は国会議員だけにしてしまった。ごめんやす。
○三木武夫氏は30歳で初当選してから数年後に元衆議院議員の森矗昶氏の娘と結婚したので今回の表の数には含めていないが、例えば池田行彦氏は池田勇人元首相の娘と結婚してから数年後に議員に立候補したので含めている。
この判断が妥当かどうかはわからない。とらえ方は人によって違うだろう。しかし議員の娘と結婚している議員が結構いることだけは確かである。
○実際の世襲議員は、国会議員を世襲した場合だけに限っても、今回の数字よりは多いのではないかという気がする。というのも、Wikipediaでは
武藤嘉文
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%97%A4%E5%98%89%E6%96%87
には、「政治家一家の三代目ということで坊ちゃん気質が抜けず」という文章が下の方にさらりと書いてあるだけで、ともに衆議院議員であった父、祖父のことは一切書いていない。これだけだとどんな「政治家一家」なのかわからない。そこで、「菊川株式会社」からたどって行くと爺さんが出てくる。
武藤嘉門
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%97%A4%E5%98%89%E9%96%80
「元岐阜県知事・衆議院議員、岐阜県名誉県民。元衆議院議員の武藤嘉一は長男。13期衆議院議員を務め国務大臣を歴任した武藤嘉文は孫にあたる。曾孫は岐阜県第3区で現在、衆議院議員の武藤容治。」
武藤嘉文氏は世襲として数えていなかったが、今や4代目が御活躍中なのだ。
これを見つけてから、再度閣僚諸氏のところをざっと読み直して、おかげで何人か増えた。時間はかかったが、多少は修正できたのでよしとするのだ。
こういうのがあるのでWikipediaだけではあれなのだが、手近なのでついたよりがちというところである。
しかしまあ世襲議員のおおよその傾向はわかるだろうということで、これでいいことにしておく。ごめんなすっておくんなさいまし。
○こういうのがあった。
太田誠一(「集団レイプは元気があっていい」「消費者がやかましい」の人)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E8%AA%A0%E4%B8%80
では「世襲 有(岳父が亀井光福岡県知事) 」とあるが、実は、
福田赳夫http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E7%94%B0%E8%B5%B3%E5%A4%ABから引用すれば、
櫻内幸雄という人は戦争前に商工大臣、農林大臣、大蔵大臣、枢密顧問官をした人だそうで、その子の義雄氏は自民党の議員を長く続けた人だが(今回調べた佐藤内閣その他でも入閣している)、幸雄氏の孫が太田誠一氏。
うーむ。なかなかおもしろい。
千野志麻てのは女子アナらしいです。
越智通雄というのも見えるが、宇野・海部内閣で経企庁長官をやって今は息子の隆雄氏が世襲しているらしい。
この越智通雄という人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%8A%E6%99%BA%E9%80%9A%E9%9B%84
「賀屋興宣の後継として東京三区より出馬し当選」
とあるので、ここらあたりでやはり櫻内氏とつながるのだろうか。関係ないのだろうか。
上田哲氏の
http://www.notnet.jp/data01index.htm#heredity2-2
には、「二百の家系による日本支配」とあるが、上の系図や今回ところどころで見つけた別の系図などを眺めていて、その二百がほとんどつながっていたりして、という気がしてきた。
あなおとろしの妄想なりけり。
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