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総選挙のカウントダウンが始まる中、日胆管内でも新党大地の動向に注目が集まっている。代表の鈴木宗男氏にとって衆院選本道9区は7区(釧路、根室支庁)に並ぶ地盤。自民、民主とも3年間の情勢変化を踏まえ、慎重に距離感を見定めている。
選挙のたびに注目される新党大地だが、一層注目が集まる理由は7区の一件だ。自民党が鈴木氏を無視し釧路市長に総選挙への出馬を要請、あつれきが生じた。鈴木氏は「選挙協力は政策で判断」と自、民をけん制する。
余波が想定されるのが鈴木氏が釧路、根室地区に並び存在感を発揮する9区。両党も大地の動向を意識する。鈴木氏はこれまで元衆院議員の岩倉博文苫小牧市長の選挙を全面的に後押し、両者の関係は有名だ。
しかし、9区管内の情勢は大きく変化しており、過去の経緯が引き継がれるかは不透明な状況にある。
自民9区支部は現在、川畑悟氏が支部長として出馬を予定し、鈴木氏との接点が薄まった。逆に民主は昨年の参院選で新党大地と連携、天敵だった鳩山由紀夫幹事長の地盤でも距離感を縮めている。
知名度不足の候補を抱える自民側としては「どんな協力でも仰ぎたい」(幹部)のが本音。連立を組む公明との協力態勢構築を第一としながらも「大地との協力は未定だが、道連と協議する」(同)方針だ。
一方の民主側も協力に関心を示す。選対幹部は「政党間協力は中央、道段階の決定だが、身近な大地については無関心ではない。鈴木代表も川畑氏より民主に恩を売った方が得だろう」と注視する。
ただ、慎重論もある。別の幹部は「9区の大地票は建設など一定の保守票。票がくるか不透明」とし、「政権交代の可能性により企業も民主への配慮が出るだろう。苫小牧を中心とした保守切り崩しの中で大地票も引き込むのがいい」と展開した。
(鞠子理人、山田晃司)
◇
新党大地が9区で獲得した票は平成17年総選挙の比例代表道ブロックが約3万票。19年参院選道選挙区で民主の推薦を受けた多原香里・新党大地副代表が4万7000票となっている。
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