★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK54 > 183.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://ch10670.kitaguni.tv/e679324.html
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは大陸へ支那狩りに、おばあさんは炭鉱へ創氏改名に行きました。おばあさんが炭坑労働者の子供からまき上げた大きな桃を豪邸に持ち帰ると、なんと驚いたことに中から口の曲がった元気な男の子が生まれました。おじいさんとおばあさんはその子を「あそたろう」と名づけ、金に物言わせて甘やかし放題に育てました。やがて立派な総理大臣になったあそたろうは、日本を明るく強い国にするために旅に出たのでした。
あそたろさんが『ゴルゴ13』を読みながら歩いていると、空から1匹の鳩が舞い降りてきて言いました。
鳩:あそたろさん、あそたろさん、お腰につけた「まがり明太子せんべい」、ひとつ私にくださいな。
太:なんだテメエ。キジじゃなくて鳩じゃねえか。鳩みたいな弱虫は家来にしてやらないぞ。
鳩:冷たいこと言わないでくださいよ。総裁選ではアナタの選対本部長をつとめたじゃないですか。
太:しかしオマエは失言が多いから足手まといになるだろ。
鳩:あそたろさんだって人のこと言えないですよ。それに鳩は世をしのぶ仮の姿で、正体は「死に神」ですからな。
太:確かに半年で13人もの人間を縛り首にするとはたいしたもんだ。
鳩:私で力不足なら、なんなら友達の友達でも呼びましょうか?
太:見かけによらず、なかなか使えそうだな。よし家来にしてやる!
鳩:どうもありがとう、あそたろさん。
平和の象徴とは「名ばかり」の鳩を肩にのせて、あそたろさんがさらに歩いていくと、木の上から1匹の猿が降りてきて言いました。
猿:あそたろさん、あそたろさん。私も家来にしてください。
太:何だ猿か。オマエも「まがり明太子せんべい」が欲しいのか? なんといっても秋葉原では売り切れるほどの人気商品だからな。
猿:「貧乏くじまんじゅう」は山ほど売れ残っていますよ。あなたとは違うんです!
太:それ使い方間違ってるだろ。だいたい俺は昔からオマエとは肌が合わないんだよ。
猿:そんなこと言わないで。密約で総理の椅子を禅譲してあげたじゃないですか。
犬:でもオマエみたいなヨボヨボ老人じゃ役に立たねえからな。
猿:お願いします。かわいそうなくらい努力しますから。
太:どうも頼りないけど、まあ仕方ねえか。オマエもついてこい!
猿:せいぜい頑張って。
太:何でヒトゴトなんだよ!
人殺しの鳩とヒトゴトの猿を連れて、あそたろさんが先を急いでいると、今度は気弱そうな1匹の犬が近寄ってきて言いました。
犬:あそたろさん、あそたろさん。ボクも一緒に連れてってよ。
太:オマエも「まがり明太子せんべい」が欲しいのか?
犬:いらない。それより「晋ちゃんまんじゅう」いる?
太:いらねえよ。だいたい俺は中川を呼んだはずだぜ。なんでオマエが来るんだよ?
犬:「麻生と中川はキャラがかぶるから代りにオマエが行け」って言われた。
太:誰にだよ! まあオマエとは昔からの付き合いだから、役に立ちそうもないけど連れていってやるよ。
犬:核兵器持っていく?
太:そんなもんいらねえよ。さあ行くぞ!
犬:ちょっと待って。ボク、うんち!
太:相変わらず胃腸の具合が悪いんだな。ホントに大丈夫かよ。
犬:・・・うーん・・・うーん・・・それにしても「太」と「犬」の会話は紛らわしいね。
太:余計なこと言ってないで早くしろ。
こうして仲間になった3匹の頼もしいお供を連れて、あそたろさんは旅を続けました。おやおや? 楽しい旅の道中で、動物たちはおしゃべりに夢中のようですよ。
鳩:ところで今度の組閣人事はちょっと地味ですな。
猿:フフフ。まあサプライズと言えば、史上最年少で入閣した小渕優子サンくらいですね。
犬:タカ派の国粋主義者ばかりを揃えた内閣の中で、「こりん星人」の入閣はサプライズだよね。
鳩:犬! オマエは黙ってろよ。ところで小渕優子サンは元TBSの社員だったそうですな。
犬:どうせ父親のコネ入社でしょ。すぐに退社して父親の選挙区から立候補した世襲議員だし。
鳩:オマエが言うなよ!
猿:フフフ。アナタも言えないでしょ?
太:おい、家来ども! 黙って聞いてりゃ調子に乗りやがって。オマエら全員言えないだろ!
鳩・猿・犬:ぽっぽー! ウキッキー! ワンワン!(訳:オマエも言えないよ!)
鳩:オホン。えーと、それより中山成彬国土交通相の失言が問題になっていますな。
猿:さすがに「日本人は単一民族」という発言はマズイですよ。日本には先住民のアイヌ民族だっているのに。
犬:「こりん星人」だっているのに。
鳩:犬! オマエは余計なこと言わなくていいよ。それから中山サンは大分県教育委員会の事件についても暴言を吐いていましたな。
犬:「自民党の子供なんて成績が悪くても政治家になる。だから自民党の学力は低いんだよ」って言ったんでしょ。
鳩:「日教組の子供なんて成績が悪くても先生になる」だよ。
猿:しかし当らずとも遠からずでしょう。我々も世襲議員ですからね。フフン。
鳩:そう言えば「古い自民党をぶっ壊す!」と言っていた小泉サンも、結局は次男を後継者にするらしいですな。
犬:次男ということは金正哲?
鳩:それは金正日の次男だろ。小泉サンの次男は、現在27歳の進次郎クンだよ。なんでも最近までアメリカのシンクタンクにいたそうですな。
猿:在籍していた関東学院大学では留年しているらしいし、進次郎クンはあまり勉強が得意じゃないようですね。フフフ。
鳩:やっぱり自民党の子供は学力が低いのかもしれませんな。
猿:そうそうバカと言えば、学習院大学、エディンバラ大学と立て続けに中退した高円宮承子サマが、今度は早稲田大学に入学したそうですよ。
鳩:あの淫乱アバズレ女にも困ったもんですな。これ以上皇室の名を汚すようなマネはせず、早稲田でマジメに勉学に取り組んでいただきたい。
犬:サークルは「スーパーフリー」に入るらしいよ。
鳩:そのサークルはとっくに解散しちゃったよ。いいからオマエは黙ってろ。
太:おいおい、オマエら無駄話ばかりしてるんじゃねえよ。もうすぐ目的地だぞ。
猿:ところであそたろさん。目的地っていったいどこなんですか?
鳩:そりゃあ猿さん、悪い鬼たちが住む「鬼が島」に決ってるでしょ。
犬:えー。ボクそんな怖い所、行きたくないなあ。自衛隊を派遣すればいいのに。
猿:フフフ。「鬼が島」に自衛隊を派遣するのは憲法違反でしょ。
犬:じゃあ「こりん星」に自衛隊派遣するのも憲法違反?
鳩:しつこいんだよオマエは。
太:うるせえ! オマエら勝手なことを言うな。俺たちの目的地は「鬼が島」なんかじゃねえよ。
猿:では、どこへ行くんですか?
犬:どこでもいいよ。ボクもう帰りたい!
鳩:悪い鬼が住む「鬼が島」じゃないんですか?
太:悪い韓国人が占拠する「竹島」に決まってるだろ。さあ行くぞ!
鳩・猿・犬:エイエイ、オー!
悪い韓国人たちをやっつけるために、威勢よく竹島に乗り込んだあそたろさんと3人の家来たち。それからどうなったかって? 口では勇ましいことを言っていたあそたろさんも、いざ日本の外に出てみると結局は腰抜け外交しかできなかったのです。あそたろさんと3人の家来たちはニヤニヤ笑いながら、「タローズ・ブートキャンプ」という下らない余興を披露して、韓国人たちのヒンシュクを買いましたとさ。めでたしめでたし。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK54掲示板
フォローアップ: