| Tweet |
銀のスプーンをくわえて誕生された人々（ＪＡＮＪＡＮ）
ミネヒロシ2008/09/14
総裁選のトップを走る麻生氏は、曽祖父が「維新の三傑」大久保利通、祖父が吉田茂元首相という名門一家の生まれ。福岡・筑豊での炭坑採掘から財を成した麻生グループの御曹司です。
報道によると、その総資産は「数十億円」で、福岡県飯塚市と東京都渋谷区の高級住宅街に大豪邸を構え、長野県軽井沢町にも別荘を持つ。麻生氏名義の土地は、東京ドームの約３．６倍の計約４万２,０００m2で、固定資産税の課税評価額は約４億３,７００万円。建物の評価額は計約１,７６０万円。実勢価格はさらにはね上がるそうです。
ということは、生まれながらの大金持ちなのですね。一方、民主党代表の小沢氏も「陸山会」名義でマンション１０棟、評価では２０数億円ということですから、同じように大金持ちです。ご両名とも庶民の視線、価値観とは全く異次元の世界のお方のようです。
同じく大金持の都知事が、「たまには面白い事をやろうや」という軽い思いつきからオリンピック招致のために１兆円のインフラ整備とか……。
幼少の時代から周囲に財産やお金が溢れている環境で人格形成されてこられた人々
というものは、どうしても抜け切れない甘さがあるものです。抵当を取らずに営業
した新銀行東京では一千億円の大損を出しました。
国や都が実質的に破産し世界の１８位に転落しているという真実は「街には車が走り
観光地も賑わっている、それほど深刻に考えることもないだろう」程度に認識して、
いわゆるノーテンキということなのかも知れません。
都知事も首相候補に名を出していたときもありましたが、こうした大金持ちの人々が国政を担った場合、日ごろ素晴らしい生活環境におられることから、どうしても危機意
識は薄くなり施策が甘くなる、従って実効性ある改革などできないのではないでしょうか。
(反対の例としては幼少時代から生活の苦労を経験されてこられた大阪府知事橋下氏
の考え方があります。徹底的に無駄を排除したいという価値観は施策に現れるもの
です。彼は痛みを伴ったとしても相当な改革を実現することになるでしょう)
２世・３世や元役人が大半である国会議員諸公には同意が得られたとしても、消費税
を上げられたらどうしようと心配している多くの庶民の切実な気持ちを理解できるものでしょうか。いわんや「国は十分うまくいっている、我々議員の手足である官僚の嫌がる事を企図する必要などどこにある」と危機の元凶を理解することができるものでしょうか。(総裁選候補者の与謝野氏は官僚との協調が大事、小池百合子氏は霞ヶ関をぶっこわすとか……)
「いまどき水道水を飲む人などいるの」と言った大臣がいましたが、大金持ち首相に
よって政治が国民の感覚から乖離したとき、国民に大きな不幸が訪れることになるか
も知れません。
国民投票か並存政治によって重要な決定には国民の常識と正義感が参加しなければな
らないでしょう。
http://www.news.janjan.jp/government/0809/0809137092/1.php
▲このページのＴＯＰへ HOME > 政治・選挙・ＮＨＫ54掲示板
フォローアップ:
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。