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(回答先: ベンジャミン・フルフォード…(実は)汚染米の殆どはアメリカ 産のようだ。 「汚染米の産地について」等。 投稿者 新世紀人 日時 2008 年 9 月 25 日 18:37:51)
有毒粉ミルク事件(チャイナ)は既に昨年の暮れに発生していた。
ところがこの事件をチャイナ・メディアが報じ始めたのは今年9月になってからとのことである。
つまり北京オリンピックの間には、報道管制を敷いてこの事件を明るみに出してはいなかったということではないのか。
ところでこれを生産した会社「三鹿」にはニュージーランドの乳業大手フォンテラ社が43%の株を保有している。
報道によれば、フォンテラ社は批判を受けて慌てているようであるが、
しかし、
この外資との提携の事実から、現地のチャイニーズを協力者として使っての外国からの食品テロの可能性を疑うのである。
技術的にも機会的にも可能性は考えられる。
明るみに出たのは9月だが実は北京オリンピックの前から発生していたのである。
有毒粉ミルク事件と毒餃子事件との間には大きな違いが見られる。
その違いから二つの事件の「狙い」の違いと「破壊活動・食品テロ」の可能性が考えられるのだ。
有毒粉ミルク事件では少なくない死者が出ている。
これは実は、死者が出る事を狙って起こされた事件である可能性が潜んでいる。
チャイナ国民の政府に対する反感が高まる効果が期待できる。
それに反して、
毒餃子事件は後ではチャイナでも発生したが、元々は日本で多発した。
ところがここでは死者は出ていない。
日本で発生させる為には死者が出てはよろしくないはずだ。
何しろ、雪印を衰退せしめて米国産牛肉輸入を厳しく制限させている日本国民消費者であるから、殺してしまってはどんな執念深い追及をするかわからない。辞めた太田農水相がいみじくも発した言葉の通りであろう。
日本国民にチャイナ産の食品に対する警戒感を植えつけるには「殺さない程度の毒性の混入」が効果的だろう。
毒が効き過ぎると日本人は敏感だから本質に気がつく可能性がある。
有毒粉ミルク事件はチャイナのズサンな政治支配体制に付け込んでの破壊活動の可能性が考えられる。
これは、チャイニーズ国民のズサンな労働生活と消費生活にも責任があると考えられる。
参考↓
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/09/html/d50707.html
フォンテラ社の中国悪夢
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【大紀元日本9月22日】「フォンテラ社の中国の悪夢は、企業の失敗、自由貿易および国家腐敗の毒ミックスです」。ニュージーランド連合党が19日午後に発表したプレスリリースの冒頭、ニュージーランドの乳業大手フォンテラ社が今回中国で遭遇したことについてこう述べた。フォンテラ社は、中国で数千人の乳児に腎臓結石を引き起こした汚染粉ミルクの製造メーカー「三鹿(Sanlu)グループ」の43%の株を保有するパートナーである。
9月11日に初めて明らかにされた三鹿ブランドの粉ミルクが工業用化学品メラミンを含有していたことで乳幼児に腎臓結石を引き起こした事件は、ニュージーランド国内で9・11テロ事件発生当時のような衝撃を与えた。事件後、フォンテラ社は、問題が発覚する数週間前に汚染された事実を把握しており、商品回収を至急行なうよう中国側に求めていたことを明らかにしたが、ニュージーランド国内では、タイムリーに公衆に公開しなかったことに重大な責任が問われている。
先週、三鹿事件に続き、中国国内22社の乳業主要メーカーの乳製品からもメラミン使用が発覚した。民衆の怒涛の怒りに中国当局は、中国乳製品業界が乱れており、管理及び品質監督に普遍的に問題が存在すると認めた。
ニュージーランド連合党・スポークスマンのビクター・ ビロット氏が、同件においてフォンテラ社の対応は恥であると批判し、「フォンテラ社は巨大な資源を持ち、高額の報酬を支給される管理層がいる企業なのに、どうしてリスクについて理解せず、生産管理のプロシージャーおよび安全保障がしっかりしていないのか」、「フォンテラ社が数億ドルを投資しながら、災難が起こりえることが分かっていないことを不思議におもう」と話した。
更に、三鹿汚染粉ミルク事件は拡大し、同社の汚染ミルク問題は、5年前すでに報告されたとの事実が浮上したため、フォンテラ社はニュージーランドで更に厳しい批判を浴びている。
実際、2004年4月には、安徽省からすでに三鹿の粉ミルクに食品安全上の問題があると報告されていた。しかし、三鹿グループは中央高層幹部まで動かして、三鹿の名前をメディアの報道および問題のある粉ミルクのリストから外させたという。
これらの事実の発覚で、中国の中央高層は動揺した。河北省で省レベルの高層幹部が数人解任され、三鹿の責任者も逮捕された。さらに、ニュージーランドのフォンテラ社のチェアメンバー3人までも逮捕された。
ニュージーランド貿易省のフィル・ゴフ貿易相はメディアの取材で、中国政府がフォンテラ社の責任者を逮捕することは不公平であるとコメントした。フォンテラ社のCEO、アンドリュウ・フェリア会長が取材の中、苦痛の顔をして「子どもたちがとてもかわいそうだ。だが私たちは、中国側の規定に従って対応するしかなかった」と話した。
フェリア会長の告白について、「ニュージーランド・ヘラルド」紙は21日、編集部の評論として、「フォンテラ社が自社のウェブサイトで、自社の経営行為について、道徳モラルとリーダーシップを第一とする価値観と原則に基づくとしているが、製品に問題があるとわかった8月2日からの40日間、これらの価値観はいったいどこに消えたのか」と批判した。
「フェリア会長が問題発表の遅延の理由を中国体制内での権力行使としているが、このような悲劇を通して彼が、発展途上国の企業と合弁する場合、品質管理及び原料供給チェーンの統合問題に初めて気づくわけではないだろう」と同紙はコメントした。
同紙によると、昨年米国でメラミン含有の中国産ペット食品によって16匹の動物が殺された事件が発覚した後、メラミンを販売する工場のマネージャーがニューヨークタイムズの取材に、「中国の法律はそういうものでしょう。事故が起きなければ規定も設定されない」と話した。
「フォンテラ社がかつて中国で自分の酪農場を作って中国のパートナーに仕事の手順を見せた。中国のミルクの品質は不安定で信用できないと知りながらフォンテラ社本部は過去の警告に耳を傾けなかった」と同紙は批判した。
国内から批判を浴びているのはフォンテラ社のみではない。中国と初めて自由貿易の協力関係を結んだクラーク総理とその政府も、民衆およびメディアから強く批判されている。
連合党スポークスマンのビクター・ ビロット氏は、本件に関連してニュージーランドの自由貿易の国策が十分見直しされていなかった問題を指摘した。ビロット氏はまた、労働党及び国民党はフォンテラ社スキャンダルと 線を引こうとしているが、実際に彼らは同事件に繋がる自由貿易国策を積極的に推進させた当事者であり責任を持つべきだと話した。
「自由貿易政策の結果として私たちに見えたのは、労働者の権利が守られていない、健康と安全が保障されていない、資本家と官僚の腐敗問題の著しい国で、ニュージーランドが直接その国の生産に関わっているのだ」とビロット氏は強調した。
連合党は、貿易省のフィル・ゴフ貿易相の対応についても批判した。「中国は確かに大きなマーケットではあるが、ニュージーランドの経営方法とは大きな違いもある」と、ゴフ貿易相の中国市場に対する認識の不足を指摘した。
西側の国々の中で、ニュージーランドは中国を初めて自由貿易相手国として認めた国である。今回のフォンテラ社のスキャンダルは、ニュージーランドが中国を自由貿易国にさせた後遺症かもしれない。
ニュージーランド在住の中国人民主活動家・陳維健氏は、ブログでフォンテラ社事件について次のように書いた。「ニュージーランドは中国を自由貿易相手国として初めて認めた民主国家として中国から大きな利益を得ただろう。中国は貿易利益を通して西側政府に影響を与え、西側政府の中国の人権及び民主の問題における立場を放棄させたのは事実である。しかし悲しい結果として、西側政府が中国の腐敗した経済及び政治文化に合わせる中で、中国の人権及び民主促進へのサポートを失い、自国の経済および政治に腐敗をまねいたのである」。
(記者・肖 シンリ)
(08/09/22 21:26)
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http://mainichi.jp/select/opinion/kaneko/news/20080925dde012070014000c.html
早い話が:粉乳とギョーザの接点=金子秀敏
腎臓結石を誘発するメラミン入り粉ミルクが中国社会を揺るがせている。治療を受けた赤ちゃんは5万3000人、入院している赤ちゃんは1万人を超える。北京五輪で国威を発揚したのもつかの間、大衆の怒りが政府に向かっている。
日本ではこの春、中国製の毒ギョーザが大問題になった。あの毒ギョーザと有害粉ミルクには河北省石家荘市という接点がある。
有害粉ミルク事件の発端は昨年の暮れ。甘粛(かんしゅく)省の病院で赤ちゃんの腎臓結石が多発した。医師は、「三鹿」印の粉ミルクが原因と判断した。甘粛省当局は河北省石家荘市にある三鹿粉ミルクのメーカーと市に通報した。
河北省は北京のすぐ北の農村地帯。乳牛225万頭を飼育する。酪農の中心が石家荘市だ。三鹿のホームページによると、河北省の「重点企業」に指定されている。同業各社の中で上位100社に入る中堅企業だ。生産設備も、ニュージーランドの乳業メーカーから導入している。
毒ギョーザ事件の天洋食品も石家荘市にある。冷凍食品では河北省でトップクラスの優良企業だった。
甘粛から粉ミルク事件の発生が伝えられて間もない1月末、日本からギョーザ中毒の発生が河北に伝えられた。中国では重点企業や優良企業ほど行政当局と関係が深い。役人天国の中国では、所管の優良企業が業績を上げることが出世の成績に。反対に不祥事は出世の妨げになるからもみ消しに走る。
この地方では3年前から、原乳を集める集荷センターで、水で薄めた牛乳にメラミンを混ぜてたんぱく質成分が多いように偽装していたという。だが、甘粛省の通報に対して、三鹿は「粉ミルクは安全」と回答し、市は事件を隠そうとした。
毒ギョーザ事件で天洋食品を調査した中国公安省が「中国国内で毒物を混入した可能性は極めて低い」という発表をしたのは2月末だ。まさに河北省や石家荘市が、粉ミルク事件の隠ぺいに躍起になっていたときである。自己保身に走る役人たちが、粉ミルクもギョーザもいっしょに不祥事隠しをしたのだとすればつじつまがあう。
粉ミルク事件を中国メディアが報道するのは9月になってからだ。下は石家荘市の市長から、上は食の安全を担当する国家品質監督検査検疫総局の総局長(閣僚)ら多数の役人が引責辞職した。ギョーザはまだ忘れているけれど。(専門編集委員)
毎日新聞 2008年9月25日 東京夕刊
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