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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10142495429.html から転載。 麻生太郎氏が予定通りというか、予想通りに自民党新総裁に選出された。そして彼は就任の記者会見で「老後、景気への不安解消」をするのがまず第一番の使命であるとかなんとか言っていた。 しかしよく考えてみよう。老後や景気への不安は一体誰が生み出したのか?自民党を中心にした自公政権ではないか!総裁選の最中(さなか)にも彼は「日本経済は全治3年」などと自分たちの政治責任は棚に上げて、まるで景気問題を人ごとのように論じてきた。口だけを、まるでそれだけに魂でもあるかのように軽く軽く動して。そのうちこの口がきっと禍の元になる時が来るに違いない、と思うほど軽く軽く動かして。 「存在の耐えられない軽さ」という「プラハの春」を舞台にした映画があったが、このタイトルこそ麻生氏にぴったりの表現ではないかと、私、gataroは思っている。 では、耐えられないほどの軽さで麻生氏が語った「日本経済はいま全治3年」をこっぴどく批判した「しんぶん赤旗」署名記事(9月17日付)を紙面から直接転載することにする。きっと“そのとおり!”と思うだろう。 ============================================= 自民党総裁選で麻生幹事長:「日本経済 全治3年」にしたのは誰か/暮らし破壊の反省なし 自民党総裁選で、麻生太郎幹事長は「日本経済はいま、全治三年」などといって、「景気対策を最優先課題に」と売り込んでいます。しかし、中身をみると「全治三年」どころか、日本経済をいっそう悪くするものです。 まるで人ごと いったい、日本経済を「全治三年」といわざるを得ないほど重症化させてきたのはだれか―麻生氏に問われる第一はこのことです。 麻生氏は「みなさん方には二つの不安がある」などといって、「先行きに対する不安」「景気に対する不安」をあげました。また、「若い人を含めて百八十万人の失業者がいる」といって、雇用問題の不安にも言及しました。(十一日、東京・渋谷ハチ公前) まるで人ごとですが、社会保障の連続改悪で「先行きの不安」をつくってきたのはだれか。労働分野の規制緩和で非正規雇用を増大させてきたのはだれか。外需頼みの経済構造を推進して景気を悪化させたのはだれか。 いずれも麻生氏が中枢にいた自民党が推進してきたことです。 ところが、麻生氏には反省のかけらもありません。森内閣の経済閣僚としては「官主導から民主導へ、経済の成り立ちを抜本的に変えるべく、規制の撤廃と改革を実行してきた」(十一日、所見表明)と自慢。小泉内閣で総務相を務めたことも「規制の改革と地方分権を推進」(同前)と誇っています。 しかし、政府の規制緩和路線こそ、大企業のもうけを応援する最大のしかけでした。地方分権の名ですすめられた「三位一体改革」は、地方交付税を五兆円も削減し、都市との格差を広げた元凶でした。 国民の「不安」を広げてきたことを自慢するとは無責任極まりないことです。 大企業に減税 第二に問われるのは景気対策の中身です。 麻生氏が具体的に言及しているのは減税ですが、その柱は「設備投資をすれば減価償却などが前倒しでできるようにすることだ」(十二日の公開討論会)というように、企業の設備投資や研究開発に対する減税措置です。十四日の民放番組では「海外でかせいだカネを持ち帰ってきたときには税金をかけない」(十四日民放番組)とのべ、企業が海外子会社から受け取る配当について税金を免除することまで検討しています。 また、「民間には個人資産だけで千五百四十五兆円あり、これが貯蓄から投資に回ることを考えている」(十二日)というように、個人資産を投資に向けるための証券優遇税制なども対象です。 内需・家計に向けた方策はわずか一回限りの定額減税だけ。それも規模や内容は消費税を含めた税制全体の「抜本改正」論議のなかで決めるというのですから、いまのところ空手形です。 国民の暮らしと経済を痛めつけてきたことに無反省なままで、まともな対策が打ち出せるはずがありません。 (藤田健)
2008-09-22 19:03:39
gataro-cloneの投稿
自民党総裁選で麻生氏:「日本経済 全治3年」にしたのは誰か/暮らし破壊の反省なし【しんぶん赤旗】
テーマ:麻生政権への批評
ブログのテーマをちと気が早すぎるが「麻生政権への批評」にしておいた。このテーマはすぐにお払い箱になりそうな気もするが…。
(9月17日付「しんぶん赤旗」2面から)
(「しんぶん赤旗」 2008年9月17日 2面)
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