★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK53 > 789.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.magazine9.jp/kunio/080917/
「もう首相なんかいらない。各大臣がいればいい。それで十分だ」と言ってやった。9月8日(月)、大阪・朝日放送の「ムーブ!」に出た時だ。「憲法もいらない。法律さえあれば十分だ」とも言った。いささか乱暴だが、同じようなもんじゃないか、と言ったのだ。 実際、イギリスには憲法はない。でも法律があるから十分だ。日本だって、刑法や商法など、具体的な法律があれば十分だ。それに従って僕らは生きている。それに違反したら処罰される。憲法は「宣言」のようなものだ。スポーツ大会における選手の「宣誓」だ。「スポーツマン精神に則り、正々堂々と闘います。薬物には絶対に手を出さず…」ということだ。 昔は、「薬物」なんて言葉は入ってなかったが、今はオリンピックを初め、主催者、選手も必ず強調する。日本の「国技」大相撲でも、これからは「力士宣誓」でやるだろう。要は、卑怯な手を使わず、自分の力で堂々とやるということだ。国際政治においては、「薬物」はいわば核か。大国は核は持ってるが、絶対に使わない。そう言っている。同じことか。 その意味では日本の憲法は、薬物に頼らない健全な国家の憲法かもしれない。核(薬物)どころか、痛み止めの薬(軍備)も一切、持たない、使用しないと「選手宣誓」してるのだから。立派だ(でも隠れて使っている。卑怯な国家だ)。 さて、言いたかったのは首相の方だ。安倍さん、福田さんと続けて1年で政権を投げ出した。まわりのイジメに耐えかねて投げ出した。「こんな人間は早く辞めろ」と野党、マスコミは連日言ってたのに、いざ辞めると「なぜ辞めるんだ」「無責任だ」と攻撃する。これも変だ。「トップがこんなに簡単に辞める。首相の座はこんなに軽くていいのか」とマスコミや評論家は攻撃する。でも、そんな人たちが首相の座を「軽く」したのだ。 まあ、これは一度やってみてもいい。「アマゾネス内閣」のもと、日本は強力な国家になるだろう。自衛隊は国防軍になる。いや、「地球防衛軍」になっちゃう。「アメリカに任せていられない。地球の平和は我々が守る!」と、世界中に出てゆく。今の人数じゃ足りないから、国民皆兵だ。外国からの移民も無制限に受け入れる。ただし、兵役の義務を課す。そうしたら一挙に3億人の地球防衛軍になる。日本が地球を守る。地球の盟主になる。大東亜共栄圏どころか、大地球共栄圏だ。 でも、国家は強くなっても、国民はもっともっと弱くなるだろう。強いリーダーを選ぶだけの「蟻の集団」になってしまう。政治家にばかり期待した報いだ。政治や政治家が変わらなければ日本が変わらないと思っている人が多い。それでは何も変わらない。彼らに期待していてはダメだ。「強いリーダー」を待望していったら、国民はますます弱い蟻になる。それよりも、本当の「主権者」になることを考えるべきだ。 |
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK53掲示板
フォローアップ: