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2008.9.20(その5)
森田実の言わねばならぬ【670】
平和・自立・調和の日本をつくるために[665]
民主党と国民新党の合同(民主党による国民新党の吸収)は、小沢民主党代表のめざす「大連立」への第一歩か?!【3】
「最良の予言者は過去なり」(バイロン)
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民主党と国民新党との合併の動きを、ただちに、「大連立」に結びつけることには無理がある。しかし、小沢氏を知る者は大連立のにおいをかぎつけている。
小沢一郎氏とかつて政治活動をともにし、その後小沢氏と決別した経歴をもちながら、いまは政界を離れているI氏の話を聞いた。
《いまは小沢さんにフォローの風が吹いている。小沢さんは勝つだろう。そして政権をとるだろう。それは、それで、いいのではないかと思う。民主党が第一党になり自民・公明の合計を上回れば、小沢首相が実現する。その時、小沢首相は大連立を仕掛けるだろう。オール与党体制をつくってしまえば安泰である。だが、小沢さんの本心では、実力あるナンバーツーすなわち闇将軍になりたいのではないか。小沢さんにとっての理想の選挙結果は伯仲ではないか。しかも選挙の過程で公明党・創価学会を中立化させておけば、大連立は可能になる。そして自民党が1〜2議席上回るだけなら、闇将軍という小沢さんにとって理想のポストに就くことができる。そうすると長期的に政権を操ることができる。
もう一つ忘れてならないことは、小沢さんは、日本の政治家のなかでは最も親米的な政治家だということです。
最近、アメリカは苦しくなっている。余裕がなくなっている。アメリカは小沢さんが非常に親米的な政治家であることを十分に知っており、弱みを握っている。だから経済(カネ)と軍事の両面で厳しい要求をしてくることは確実。その時、アメリカの要求を受け入れることができるか。ここで小沢さんの正念場がくる。アメリカの要求を受け入れれば、日本国民が怒り出す。アメリカの要求を突っぱねれば、アメリが怒る。板挟みになる。
日本が本当に大変なのは、政権交代をしてからです。国民は新政権に大きな期待を抱く。しかし、新政権は何もできないかもしれない。失望した国民は怒り出す。小沢新政権が長期安定政権になることは、ほとんど考えられない。日本の本当の苦しみは、総選挙での政権交代、小沢政権の登場から始まると思う》
以上はあくまでI氏の意見であるが、経験を踏まえているだけでなく、達観していただけに、説得力がある。一つの参考意見として紹介した。
[最近、私が小沢民主党代表の「アフガン・ISAF参加論」「国連中心絶対主義論」「解釈改憲論」を批判していることに、小沢支持者とみられる人びとから数々の批判が寄せられている。しかし、私は平和主義者、反戦主義者である。戦争をしたがる政治家を認めるわけにはいかない。このことを重ねて強調しておきたい。日本がアフガン戦争に自衛隊を送ることに私は絶対に賛同しない。そして大連立には反対である――森田実]
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