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2008.9.17(その3)
森田実の言わねばならぬ【653】
平和・自立・調和の日本をつくるために[648]
自民党は、政権政党としての誇りを捨ててはならない――自民党は本当に衆院広島県第6区での立候補を見送るのか?! そうだとすれば、長い間政権を担ってきた政権政党としての誇りを捨てることになるのではないか。そんなことでいいのか?! 誇りを捨ててはならない
「他人を落とそうとして穴を掘るものは自分がそこに落ちる」(ドイツの諺)
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去る9月14日(日)広島へ行った。講演のためである。その時、政界関係者から「自民党は衆院選広島県第6区で候補者擁立を見送るようだ」という話を聞いた。
広島県第6区は国民新党の亀井静香代表代行の選挙区である。3年前の小泉内閣による郵政民営化総選挙ではホリエモン(堀江貴文=当時、ライブドア社長)と対決し、2万6000余票の差で亀井静香代表代行が勝利した。この亀井静香代表代行の11万余の大量得票が、島根県第2区で立候補し、7万2000余票をとりながら小選挙区で敗れた国民新党の亀井久興幹事長を比例代表中国ブロックで復活当選させた。
亀井久興幹事長の当選は国民新党にとってきわめて大きな意味をもった。綿貫民輔代表・亀井静香代表代行・亀井久興幹事長のトロイカ体制が維持された。
亀井久興幹事長は政界において最も尊敬されている品格ある政治家である。自民党にとって亀井久興幹事長は大変に手強い相手となった。
政界消息通のA氏は言う――「自民党にとっていちばん怖いのは亀井久興幹事長。つねに筋を通す人で、曖昧な妥協はしない。しかも、非常にクリーンな政治家だ。そこで自民党は比例代表中国ブロックの国民新党の得票を減らす策を考えた。広島県第6区で亀井静香代表代行を無投票で当選させれば、広島県第6区における国民新投票はゼロになり、亀井久興幹事長の比例での復活当選の可能性をなくすことができる、と考えたのだ。自民党も堕落したものだ。貧すれば貪す、である」と。
亀井静香国民新党代表代行が無投票で当選すれば、亀井久興幹事長が議席を維持するには小選挙区で勝つしか道はなくなることはたしかである。相手は竹下登元首相の弟の竹下亘衆議院議員だ。亀井久興幹事長にとっては強敵である。
亀井久興幹事長は国民新党の柱であり魂である。亀井久興幹事長が議席を失えば、国民新党の指導体制は崩れる。しかし、亀井久興幹事長は島根県第2区に強い基盤をもっている。自民党に負けない強い体制を築いている。
それにしても、自民党が衆院選において立候補者を出さないとは、どうしたことか?! 誇りはあるのか! 汚い手は使うな!と言いたい。政治家としての誇りを捨てるな!と言いたい。
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