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2008年09月19日
今度こそ舛添厚生労働大臣にはその発言の責任をとってもらう
どれ一つとっても内閣総辞職ものの大問題が、日替わりメニューのごとく連日起きている。
もはやメディアも国民も麻痺しているかのごとくである。
そんな中で、どの問題を論ずるかは困難な選択である。
しかし、今日のブログで私が取り上げたいのは、なんといっても、社会保険庁の年金記録の組織的改ざんを認めた舛添大臣の発言である。
現職の大臣が自ら率いる官庁の組織的犯罪を認めたのだ。
しかも国会における発言においてである。国会議事録に残る公的発言である。
だからこそ町村官房長官は気色ばんでこれを否定したのだ。
今度こそ舛添大臣の発言を、いつもの食言、腰砕け発言で終わらせてはならない。
舛添大臣はわかりやすい人間だ。
学者として成功するにはあまりにも学究的ではない。
御用学者として重用されるには、あまりにも本音を語りすぎる。
しかし、その性格が幸いし、国民的人気を得て、選挙に勝ち、政治家になった。
折からの政治不信で、その言動がさらに国民的人気をひきつけ、その人気を自民党は利用しようとして厚生大臣に抜擢した。
政治家舛添はその余生をかって、厚生労働大臣に就任直後は、威勢のいい発言を繰返した。年金記録の照合は不可能である、とか、犯罪的行為を行なった職員は牢屋にぶち込む、などという自民党政治家らしからぬ発言を繰り返し、それがまた国民の期待を高めた。メディアも彼を重宝して頻繁に露出させた。
ところが、ここがまた舛添の舛添らしいところなのであるが、厚生大臣となって居心地がよくなったとみえて、そして自民党の政治家として更なる上が見えてきたと錯覚して、舛添えは、ある時点から突如変節してしまった。
厚生労働官僚の代弁者になりさがり、自民党政権延命の助けをするような発言を繰返すようになったのだ。
ところがやはり舛添は舛添だ。正直なのである。嘘を言えないのである。
いや、厚生労働省を守ろうとしても、そのあまりのひどさに、かばいきれない、というのが本当なのかもしれない。
その結果が、「組織的関与はあったと推量する」、「限りなく黒に近い」発言である。
この発言は実に深刻で重大な発言なのである。
願わくばこの発言が、あたかも伝染病のごとく、すべての大臣の発言に発展することを。
そのためには、国民が気づき、怒り、メディアが報道せざるを得なるような状況に発展なすることだ。
国家の組織犯罪は年金記録の改ざんに限らない。
汚染米問題によってあぶりだされた農水省の犯罪。
膨大な防衛装備予算の闇。
検察・警察の裏金問題。
密約で染められた日本外交。
薬害問題のウラに潜む厚生行政と医療、薬品業界の癒着。
冤罪というなの検察・司法行政の不備、など、など。
考えてみれば、今までの政権が行なってきた政治そのものである。
これらの権力犯罪は、騒ぐだけで終わらせてはいけない。
報道されるだけで終わらせてはいけない。
犯罪である以上罰せられなければならない。
それが政権交代である。
それにもかかわらず
学者としての実績もなく、御用学者になれず、
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