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『建築家が眺望するニッポン』−文化から見る日本人の底力−2008.09.15
メールマガジン『まぐまぐ』http://archive.mag2.com/0000150178/index.html
福田総理は「民主党が話し合いに乗ってくれなかった、特に重要な法案ほど、ことごとく反対された」と泣き言とも取れる捨て台詞を残して政権を放り出しました。
しかし本当にそう言いたかった相手は、民主党ではなく公明党だったのではないでしょうか。
やめた理由も公明党にあったのかもしれません。
自民党が主張する定率減税を退け定額減税を押し付けたのも公明党なら、国会の会期を福田総理大臣に指示したのも公明党です。挙句の果てには内閣総理大臣の専権事項である解散の時期まで公明党に命令されるに到っては、プライドもずたずたにされ、ぼろぼろになって、もはや辞めるしかなかったのでしょう。解散の時期はマスコミ(国民)はもちろん、同じ党内でも直前まで秘密にしておくことが許される総理大臣の最も大きな権利なのです。
仮にある党が100人の国会議員を有していて50人を有する党と連立し、150人の勢力を作る、という話なら分かりやすいのですが、自公連立は自民党の小選挙区選出議員全員に公明党が影響力を持っているところに問題があります。
100+50ではなく、その100人の方にも公明票が紛れ込んでいるのです。
1選挙区20000票とも言われる公明党の組織票がそれです。
仮にその20000票が失われたら自民党は終わります。
一時の精神的苦痛から逃れようと、一回きりだと言い聞かせて打った麻薬だったはずが、いつしか常習者となり、その毒はすでに全身に回っています。こうなると麻薬の売人の言うなりになるしかありません。
軒を借りて母屋を乗っ取るではありませんが、今の自民党政権は公明党の傀儡政権だと言ってもいいほどです。
だから次の総理大臣は、公明党の要求で、自民党の中でも最も公明党に近いところにいる麻生幹事長になるのでしょう。定額減税の件で、最後まで公明党に抵抗した福田総理大臣を説得したのも彼でした。
麻生総理の下、創価学会による政教一致日本を作ると言う池田大作の夢はまた一歩実現に近づくことでしょう。そして矢野元委員長の参議院での参考人招致も、池田大作の衆議院証人喚問も回避されることでしょう。
しかし麻薬は過ぎるとその常習者を殺してしまいます。死んだ人間に麻薬を売ることはできません。支配することもできないのです。それはまた売人の死をも意味します。
次の総選挙が常習者、売人に死を宣告する刃物になるかもしれません。
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