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77年前の今日、
つまり昭和6年9月18日は満州事変が起こった日です、
石原莞爾は満州を五族協和の見本の國にするつもりだった。
それが軍隊内部の転勤で満州から去り、後に残った役人は、
役人根性で自分のノルマ達成の数字の成績のみを第一に考えた。
そして日本からの開拓団のために用意する未耕の耕作地が
不足しているので、すでに満州の人たちが耕作していた土地
(既耕作地)を、騙したり脅したりで二束三文で取り上げて、
開拓団民に分配した。その土地を取り上げられた満州の人の多く
は、開拓団民の小作人や使用者となった。この経緯をほとんどの
開拓団民は知らなかった。
満州の人たちの憎悪は、騙した小役人よりも直接入ってきて
土地を支配した開拓団民に向けられた。そのつけは、ソ連が攻
めて来た時に土地の人たちが暴徒となって開拓団民を襲い、
ソ連侵攻による被害はただの軍隊の侵攻よりも何倍もに増えた。
例外的に土地の人たちと良好な関係を築いていた開拓団の被害
は、極端に小さい。
つまり役人のノルマ史上主義、成績第一主義の近視眼のツケは、
庶民である開拓団民が負わされたわけだ。
この近視眼的な役人根性は今も延々と続いている。
平成五年(1993年)ウルグアイラウンド合意で、日本の米を高関税
で保護する代わりに、1995年から一定量の輸入を義務付けられた
ミニマムアクセス(最低輸入義務)米の、はけ口を探していた農水省
の小役人は、それを大口で引き受けてくれる三笠フーズに飛びついた。
96回も査察を行いながら、何もわからなかったとは、この査察が馴
れ合いの阿吽の証拠だ。農水省の小役人達は、輸入米の行方など
はどうでもよく自分達のノルマ達成の成績だけしか眼中になかった。
厚生労働省もそうだが、役人達は何年も同じ部署にはいない。
自分達のいる間、何事もなければいいのだ。
この役人根性を是正するには、役人の不作為や犯罪は時効を
撤廃すること。また食べ物関係は、不正な流通を行なった会社は、
役員の私財も全て没収の上、役人の退職金や年金と併せて風評
被害を受けた会社に賠償させるぐらいの荒療治が必要である。
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