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9月12日3時3分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000004-yom-pol
読売新聞社は自民党総裁選が告示された10日から11日にかけて、総裁選に関する緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。
麻生太郎幹事長ら5人の候補者と民主党の小沢一郎代表を個別に比べた場合、どちらが首相にふさわしいかを聞いたところ、「麻生氏−小沢氏」の構図では、麻生氏を選んだ人が59%に上り、小沢氏の28%に大差をつけた。
今回の総裁選は、次の衆院選で「小沢民主党」に対抗する自民党の“選挙の顔”に誰を選ぶかが大きな焦点となっており、調査結果は麻生氏優位の情勢に拍車をかけることになりそうだ。
他の4候補では、石原伸晃・元政調会長が小沢氏をやや上回る評価を得たものの、小池百合子・元防衛相、与謝野馨経済財政相、石破茂・前防衛相はいずれも小沢氏より低い評価にとどまった。具体的な数値で見ると、「石原氏44%−小沢氏40%」「小沢氏48%−小池氏36%」「小沢氏47%−与謝野氏35%」「小沢氏49%−石破氏32%」だった。
また、5候補のうち、総裁に最もふさわしいと思う候補を挙げてもらったところ、麻生氏がトップで49%を占め、国会議員票の過半数を固めた党内状況と、一般有権者の意識に大きな差はないことが明らかになった。2位には石原氏12%がつけ、以下は小池氏8%、与謝野氏6%、石破氏4%の順だった。
自民党の支持率は43・4%で、同じ電話方式で実施した福田内閣改造時の緊急世論調査(8月1〜2日)の35・1%から8・3ポイント増え、“総裁選効果”がうかがえた。民主党は26・3%で1・7ポイント増えた。ただ、次期衆院選の比例選で投票しようと思う政党を聞いたところ、自民39%、民主33%と支持率に比べて差は小さく、総裁選効果がそのまま有権者の投票行動に結びつくわけではなさそうだ。
衆院解散・総選挙をいつ行うのがよいかを聞くと、「できるだけ早く」42%、「年内」26%の順で多く、今年中が望ましいと考える人は約7割を占めた。
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