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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20080911.html
息子の総裁選出馬で「抑制された資本主義が必要だ」と語ったのはイシハラ氏
知識ないし理解力がないのか、あれだけ都民の共有財産売り飛ばしに熱心な都知事の息子の自民党総裁選に出馬にあたってのコメントが産経のサイトに出ていました。
アメリカ資本主義を批判しているのですが、わたしはちらっとTVを見た範囲では、国政に重要なこと、として、
環境問題なんかね、緊急なんだから、もっと抑制の効いた資本主義のようなものが必要
といったことを話してましたよね？（下記の記事にはなぜかその部分がないですが）
相も変わらず言行不一致もはなはだしいですね。
やはり単純に「理解力の持ち合わせの限界」なのかもしれませんが、抑制の効いた資本主義を取り入れて欲しいのは、そちらのほうです。
REITでの都有地売り飛ばし構想の件については、オリンピック招致ファイルのエントリーにも記載しました。
2008-08-29
築地の売り飛ばし構想（画像あり）とサブプライム破綻（またちらつく米国系金融機関）
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10132802136.html
から転載します。
人口が増えず、経済も停滞し、オフィス需要の伸びも期待できない日本では、潜在的な不良債権と化す危険の大きい金融商品です。
都知事がこんな仕組みや実態を理解しているか、かなり疑問です。そそのかしている金融機関の陰がチラつきます。都庁の役人達にとっても得体の知れないはかりごとに見えることでしょう。
産経の記事を転載します。
【石原知事会見詳報】息子に檄「やりたいようにやりゃいい」
2008.9.5 20:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080905/lcl0809052009015-n1.htm
このニュースのトピックス：国会会見に応じる東京都の石原知事 東京都の石原慎太郎知事は５日の定例記者会見で、自民党総裁選に出馬する意向を示した長男の伸晃氏に対し、「（親としての）アドバイスはない。やりたいようにやりゃいい」と檄
を飛ばした。この日の会見詳報は以下の通り。◇
私から申し上げることはございません。今日は。質問があったらどうぞ。
−−自民党の総裁選について立候補の顔ぶれを見て感想は？
「結果としてね、やっぱり自民党だけでなく公明党の中にもね、目の前に迫った選挙ってものを踏まえて、『ａｎｙｏｎｅ ｂｕｔ福田』（福田首相以外なら誰でもいい）というですね、雰囲気が強くなった。
それをやっぱり総理自身も感じたでしょうし、だから自分の党に対する責任、ひいてはですね、与党としての国会に対する責任ってのを自分なりに果たすつもりで決心をしたんだと思いますよ」「それからね、私、自民党の立場でも何でもないけれども、とにかくね、安倍晋三総理の時にはこれはもう致命的にね、非常に危険な状態。
健康が悪かったですからね。僕はその彼が辞めた後、復活して、あるところで会ったときに、『何で、あなたその、（国会の）壇上で倒れなっかたんだ』と言ったんですけどね。それなら国民も納得したと思うけどね。一部の人間に相談して辞めるというのは、私はやっぱり、周りの納得というのは非常に得難い去就だったと思いますけどね。何もパフォーマンスをしろってことではないけれども。これだけ耐えて健康のために絶望の状況で倒れたんだったら、周りは納得したでしょうけどね（管理人コメント： しません！）。なんか内側で話をしてるってのは、随分、健康というものが絶対的な所までに追い込められたにしては、考え方がなかったんじゃないかという気がしました」「まあね、（総裁選は）開かれた形で討論をすることは必要だと思いますね。与党のリーダーをつくるわけですから。ただね、民主党の中に何で議論が起こってこないのかね。ブスブスいろんな意見が出ているわけですよ。それで多少、財政、税制を知っている人間ならね、民主党の中に、小沢（一郎）党首が唱えている、まあ一種のばらまきですな。財源ってものの担保が全然なく、小首かしげる人間がたくさんいるけどれも、そこら辺がやっぱり、野党と与党の違いでしょうね（管理人コメント： 与党官軍）。与党だったら『そうじゃない。そら、持ちませんよ。できませんよ』って声が出てく
るだろうけれども（管理人： まあご丁寧な高みからの「一般論」批判です）」「まあ、野党の場合には選挙に勝つことが大事だからね。『何を言いってんの。そんなものできっこない』って人でも、異議を唱えて総裁選に出る、党首の選挙に出るって話しで済んでいるんだけれども。まあそれ以上の注釈はいらんでしょう」
−−今、総裁選に名前が挙げられている人たちのことは？
「私の息子もいるみたいだけれどさ、全然相談も何もなしです。それでいいんじゃないですか、そりゃ」
−−石原伸晃氏が立候補を表明したが、親としてアドバイスは？
「ありません。やりたいようにやりゃあいい」
−−知事として伸晃氏の政策はどう思うか？
「それも詳しく聞いてないよ、まだ。そら、私より税制、財政は詳しいからね、ときどきこっちがね、知識がなくて聞くことがありますけどね。総裁に立候補してね、総裁になり、総理になったら何をするかって話しは聞いてませんし、してませんし」
−−親子２代で総裁選に挑戦ということで、リベンジという見方も出ているが
「いや、そんな。私は別にそのリベンジ、私のリベンジでもないし。ぜんぜん何というか、党の情勢も変わっているわけですしね」
−−個人的に応援はするのか
「そら、親だから声援はしますよ。しかし、私１票持ってるわけじゃないから」
−−安倍氏、福田氏と２世議員が続けて政権を投げ出したわけだが、伸晃氏が総理になれば政権を投げ出すことはないか
「あれ２世じゃないでしょ。私の選挙区を継いだわけじゃないからね。独立独歩でやってきたんでね。親もね。私、だから一緒に国会にいましたよ、ある時期ね。２世議員と言われて非常に彼は反発して怒ったけど、私もそう思う、それは」
−−伸晃議員は総理総裁の資格を持っていると思うか
「まあこれからの勉強次第だろうね、そら。もう少しなんていうのかな、果断な所があってもいいと思うけど。いつも注意するんだけれども、『私はお父さんを反面教師にするから、あなたの言うことは聞きません』って。だからまあ、新聞記者と仲良くやれるんじゃないですか」
−−開かれた政策論争を行うということについては？
「かなり対照的な意見が出ているわけですから。まさに子孫に借金を残す、国債出すってことでしょ？これ以上、国債に依存していいんですかね？私はそう思うけれどね。そうじゃないって人もいるし。かといって、増税というどうしても必要な、せざるを得ない施策についてはみんな怖がって触れないということでね。しかし、これからどんな展開をするのか注目して眺めたいと思っていますが」
−−知事が平成元年に総裁選に出たときと比べてどうか？
「あのときはね、経世会というね、とにかくそのなんて言うのかな、日本の政治をろう断している絶対的な勢力があったわけですね。私は竹下派で閣僚でもあったけれども、ああいう形で潰え、次の宇野政権もああいう形で潰えてですね、まあ率直に言って一種の傀儡（かいらい）政権をつくったわけだ、パペット（操り人形）を（管理人注： 傀儡政権作りは当時のものだけではないですけれどね）。そのやり方はやっぱり許せないと思ったから、僕は仲間と一緒に立候補しましたけどね」
「いちばん滑稽だったのは宮沢派だね（管理人注： 自身の滑稽さには言及せず。まあそんなものでしょうけれど、またここで宮沢さん叩きです）。反発するんだったら自分の派から出したらいいじゃないか。そしたら、同じ竹下経世会のはぐれカラスの林（義郎）くんを連れてきてね、総裁選に担いだわけだ。僕は本当にあのときわけかんなかったね、宮沢派の去就ってのは。なんか中途半端というか歯切れが悪いというか。まあ宮沢（喜一元首相）という、私はあんまり評価していない政治家の特質が出たと思いますよ（管理人注： 何が言いたいんだか）」
−−当時と自民党の環境は変わっているか
「ぜんぜん違うでしょ。党の中の力のバランスも違うしね。それからやっぱり起こっている問題がもっと深刻ですよ。その、世界全体の深刻な環境問題（管理人注： さらに東京の環境破壊構想）、下手したら恐慌になりそうなインフレ、社会の安否にかかってくるテロの頻発（管理人注： テロとの戦いがここでも持ち出されますか）、そういったものをね、どう対処していくか。その問題は日本ひとりの力じゃどうにもならんだろうけど（管理人注： この方がおっしゃると、MDミサイルを皇居前に置こうという方ですから恐ろしい響きがありますね）」
「やっぱり、世界のリーダーと一緒に、面と向かってとにかく論議をする、主張をする。私はね、はっきり申しますとね、洞爺湖サミットが始まる前、オリンピックの問題で福田総理と長い時間、話をしました（管理人注： お金を出せと粘ったあの面談ですね）。その話もした。アメリカの資本主義は間違っていると。ドル札をどんどん刷って過剰流動性にしてですね、その金の行く先はわからないから、とにかくガソリンや原油をげたりしているわけでしょ。世界がそれに引きずられている。こういったものはおかしいですよ。ヨーロッパだって反発しているんだからね、サミット主催国の日本の総理大臣が言えよと、アメリカの資本主義は違う、間違っていると。市場原理主義は違うと。そういうことをいったらどうだと言ったら、『言います』と言ったけど何も言わなかったな（管理人注： シンパでなくとも喜びそうな発言を繰り出していますが、それにしてもTVでやお仲間しか情報源がないのでしょう）」
都政を私物化し、アメリカ式資本主義でという中身が入った「アーモンドチョコレート」（チョコレートは土建）で、行政を強行に推し進めようとするのは一体どなたなんだかと呆れています。
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