★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK53 > 369.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10137246975.html から転載。 2008-09-09 16:20:21 その判決が防衛省の上告断念によって確定することになった。 以下に転載したTBS報道で、増田防衛省事務次官がどうしても言及を避けた問題がある。「行き過ぎた言動が『いじめ』にあたるかどうか」の問題だ。民間労働者と同じく自衛隊員に対しても、上司に当たる上官には安全配慮義務が求められるとした判決内容は、憲法違反の海外派兵を本来任務として「戦争する自衛隊」をめざす防衛省にとって、どうしても容認できないものだったからに違いない。だが、上告断念によって判決は確定した。 人員が53万人と24万人の自衛隊よりはるかに多く、しかも実戦に従軍する米陸軍でさえ昨年の自殺者は115名だ。人員が陸海空あわせても半分に満たないのに、米陸軍に匹敵する100名をこえる自殺者を毎年出す自衛隊。その防止を求める世論は確実に強まっていくことだろう。 ============================================= http://s04.megalodon.jp/2008-0909-1643-37/news.tbs.co.jp/20080908/newseye/tbs_newseye3943492.html 海自「いじめ」自殺、国が上告を断念(TBS News i) 海上自衛隊の護衛艦「さわぎり」の隊員が自殺し、両親が「いじめ」だとして国を訴えていた裁判です。先月25日に福岡高裁は国の責任を認め、損害賠償の支払いを命じる判決を下しましたが、国側は8日、上告を正式に断念しました。 「上告および上告受理申し立ては、行わないことに致しました」(防衛省 増田好平事務次官) 防衛省の事務次官が発表した上告断念。7年にわたって争われた裁判は、国の敗訴が確定しました。 9年前、海上自衛隊の護衛艦「さわぎり」で、21歳の自衛隊員が自殺しました。彼は上司から「バカ。やめろ」と1日中暴言を浴びせられ、トランプで最も弱いカードであるクラブの2を指す、“ゲジ2”と呼ばれ続けていました。 両親は息子が「いじめ」にあっていたとして、国を提訴。1審でその提訴は退けられました。 しかし2審の福岡高裁は、「上官の言動は指導の域を超え、違法なものだった」として自殺との因果関係を認め、国に350万円の賠償金を命じる判決を下しました。 息子の墓前で手を合わせるのは、自殺した自衛隊員の両親。国の上告断念を報告できた8日は、奇しくも息子の月命日でした。 「子供の月命日に、悪い知らせがあるはずがないと信じていました。傷ついた遺族に対して9年間、組織をあげて『これでもか、これでもか』とののしり続けられて・・・」(自殺した自衛隊員の母) 「息子は『いじめ』で殺された」と訴える両親に対し、防衛省は裁判で全面的に争ってきました。 「私たちは当初から『子供の命に代わる誠実な答えを』と、そればかり(防衛省に)お願いしてきましたけど、その答えは裁判官さんが出してくださいました。自衛隊からこの答えをいただけなかったのが、残念でなりません」(自殺した自衛隊員の母) Q.増田次官の言う「いじめ」という言葉の定義とは、どういうものなのでしょうか? 防衛省によりますと、自衛隊員の自殺は2000年度に年80人を超え、2004年度からは3年連続で年100人以上。昨年度も89人が自殺しました。 息子を亡くした母親はこう訴えます。 「分かりやすい判決でしたから、あとは自分たちの隊員のことですから。よくよく判決を理解していただきたいと願っています」(自殺した自衛隊員の母)
gataro-cloneの投稿
<「いじめ」への言及避ける防衛省>海自「いじめ」自殺、国が上告を断念【TBS News i】
テーマ:戦争と平和、靖国問題
「いじめ」によって息子は自殺したと国を訴えていた両親にとって、自殺は上官の侮蔑的な言動が原因だとして、国の責任を認め損害賠償の支払いを命じた福岡高裁判決は、わが子の命そのものに思えたことだろう。
「それは私がここで定義をしても、しょうがないかなと思います」(防衛省 増田好平事務次官)
Q.それぞれの人によって定義があると?
「人によって思いがあるんだろうと思います」
Q.増田次官個人としての「いじめ」の思いは、どういうものなんでしょうか?
「私自身のですか?」
Q.個人的見解で結構です。
「ただ、こういう裁判のことに関してですね・・・」
Q.いや、裁判と離れて。
「いずれにしても、会見の場で私の立場で会見をしている以上、裁判との関係がどうしても出てきますので」
(08日23:17)
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK53掲示板
フォローアップ: