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【自民総裁選】どうする決選投票 地方票に規程なく 頭抱える党選管 2008.9.7 22:43
10日告示の自民党総裁選に少なくとも5候補が乱立し、決選投票となる公算が大きくなったことで
重大な問題が浮上した。党大会に代わる両院議員総会で投開票が行われる「緊急版」総裁選では、
決選投票に関する明確な規定が定められていないからだ。党総裁選挙管理委員会(臼井日出男委員長)は
8日に対応を協議するが、決選投票でも47都道府県連の地方票(計141票)が有効となる見通しで、
この票の行方が勝敗を左右する可能性もある。
党総裁選は通常、「総裁公選規程」(党則6条)に基づき衆参議員票と各県連に割り振られた
党員票300票の合計で争われ、1位の候補が過半数を獲得できなかった場合、1、2位の決選投票が
衆参議員のみで行われる。
ところが、福田康夫首相の辞任表明が突然だったため、昨年と同様に党則6条2、3項に基づく
「緊急版」を採用。両院議員総会で衆参議員票と都道府県蓮に各3票割り振られた地方票の合計528票で
総裁を決めることになった。
「緊急版」には決選投票の明確な規定がないため、総裁公選規程に基づく衆参議員だけの決選投票は
難しい。「決選投票で地方票を除外すれば、各県連の怒りが爆発しかねない」(党関係者)からだ。
ところが、地方票は党員票の結果を反映させているため、決選投票で別の候補に入れ替えることは困難。
各都道府県連執行部の判断に委ねるしかないが、3位以下の候補を推した県連は厳しい選択を迫られる。
このため、総裁選の終盤で決選投票の可能性が高くなれば、各県連に対する「決選投票用」の
多数派工作が繰り広げられる可能性もある。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080907/stt0809072242010-n1.htm
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