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3年間の圧政はスルーして、選挙前だけ騒げば選挙に勝てる、という意味の分からない論調がメディアでやられていますが、本日の中日新聞を見ている限り、郵政選挙の時とは違いそういう手法に対して諌める記事があり、3年前とは確実に違うというのが確認できます。他の新聞は見ていないので知りませんが、それについての紹介。比較的大きく載っていました。社会欄34面と、特報欄26面。中日新聞は最近、ジャーナリズムを感じます。ただし、マスゴミは全て、常に油断できないと思っていますが。一部紹介
「お祭り騒ぎ」戒めの声
一部世論調査で自民党の支持率が急上昇している。
「脱力しました。自民党に期待する根拠がどこにあるのか・・・」と嘆くのは作家の高村薫さん。「つい一年前にみんなで支えた政権が崩壊した責任を感じる様子もなく、われもわれもと出馬してお祭り騒ぎ。観客になった私たちは、もっと怒らなければ。」
精神科医で作家のなだいなださんは、「連日の様にテレビや新聞で自民党の名前が出るから、自然と支持率が上がる。先の郵政選挙でも若い人が小泉元首相に期待して支持したが、結局置き去りにされた。」と懸念する。
「テレビは絵になるものを追いかける。一年ごとに政権を投げ出す自民党やほくそ笑んでいる霞ヶ関の姿こそ見ていかなかくては。」と立教大の服部孝章教授は指摘した。
「報道は言動検証を」
小泉劇場を思わせる演出が再び、政治の世界で繰り広げられるのは何故か。「小泉の勝利。メディアの敗北」の著書があるジャーナリストの上杉隆氏は、その背景を「2005年の解散・総選挙の時、メディアは争点を郵政民営化に絞り、刺客を立てて党内分裂を演出した小泉氏の言動を検証することなく報道した。今もまた、総裁候補乱立のお祭り騒ぎを検証なく報道している。」と指摘。
「安倍晋三氏、福田氏と二代続けて政権を放り投げた首相の下で、自民党幹事長を務めたのは麻生太郎氏。麻生氏は本来、国民に謝罪してから総裁選に立候補すべきなのに、メディアはそうした点を追及することなく乱立を報じている。」
「本番は、自民党総裁選の後に行われる総選挙。総選挙では自民党総裁選の印象に引っ張られずに、与野党の政策をしっかり比較して投票して欲しい」
宮川氏は「本来の争点を隠した小泉劇場に人々が踊らされてきた”つけ ”が、年金問題などを解決できない今の政治崩壊に繋がっている」とも指摘。「自民党は総裁選でも選挙でも、、政策をきちんと実現できる候補を立てるべきだし、国民もそうした政治家を選んでいくべきだろう」
関連
記者クラブは官庁の下部組織なのか〜『ジャーナリズム崩壊』上杉隆著 【日経BP】
http://www.asyura2.com/08/hihyo8/msg/407.html
コメント
これほどの正論が載っています。少なくとも中日新聞は、最低ラインのジャーナリズムを果たしているといえます。これで自民党をいまだに選ぶ様な国民性では、もうどうにもならんでしょう。国民が、考える、過去の政策を思い出すことができない痴呆症、という事の証明になってしまうので。
関連
27日に小沢氏が熊本講演「最後のチャンス。また自民党が多数を得れば、日本の民主主義は半永久的に定着することはないだろう」08 年 7 月 29 日
http://www.asyura2.com/08/senkyo52/msg/252.html
同感。
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