★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK53 > 110.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://netallica.yahoo.co.jp/news/46912
「官舎は全部売却すべき」という報告書をまとめておきながら、自分はちゃっかり格安家賃の国家公務員宿舎で愛人と同棲、たった1カ月で政府税制調査会長を辞任した本間正明氏(関西社会経済研究所所長)が、今度は大阪府の特別顧問に就任することになった。泣きべそ、逆ギレの幼稚な橋下徹知事のいわば「守り役」だ。
「橋下は府政改革を看板にしてますが、思いつきで知事になってしまったようなものだから、きちんとした政策もそれを実行する手段もない。そこで、“改革の専門家”を自任する本間の知恵と人脈を借りようというわけです。でも、本間は関淳一・前大阪市長の諮問会議座長もやったが、でしゃばりすぎて解任されています。今回も府職員や府下の自治体と衝突して、かえって橋下を追い詰めることになるんじゃないかな」(府商工関係者)
本間は1944年3月、旧樺太生まれの64歳。大阪大学経済学部を卒業して、阪大助教授、大蔵省財政金融研究所主任研究員、阪大副学長を務めたが、一般に広く知られるようになったのは、小泉内閣の「経済財政諮問会議」の民間議員になってからだ。
「改革の専門家なんてチャンチャラおかしい。竹中平蔵(前参院議員)とコンビを組んで、小泉デタラメ改革のシナリオを書いた典型的な“御用学者”ですよ。要するに、目下の景気後退の原因になっている格差拡大、賃金低下、家計逼迫(ひっぱく)など、庶民いじめの張本人。その一方で、“官から民へ”などと言って、大企業やハゲタカファンドは儲けさせた。景気後退が著しい大阪には、もっとも不向きな人材です。学問より政治が大好きで、小泉や橋下のブレーンだけでなく、さまざまな委員会に名前を連ねています」(永田町関係者)
政界とのコネが強みというセンセイだけに、前回の大阪市長選でも自民党・公明党が担ごうと動いた。
「このときは断っています。関前市長と大ゲンカした直後だったので、出馬はたしかに露骨すぎました。しかし、2年後の参院選には色気があるはずです」(大阪府関係者)
ところで、辞任のきっかけとなった愛人とはその後どうなっているのか。
「離婚協議中だった夫人と離婚が成立し、愛人と再婚したようです」(在阪の経済ジャーナリスト)
“懸案”が処理できて、最近はテレビ番組に出演するなど活動再開。今回の特別顧問で“完全復活”を狙っているのだろうが、こんなインチキ学者に庶民の暮らしをボロボロにされるのはもうゴメンである。
(日刊ゲンダイ2008年8月29日掲載)
2008/9/1 10:00 更新
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK53掲示板
フォローアップ: