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http://www.amakiblog.com/archives/2008/08/28/#001106
2008年08月28日
厚生労働省、社会保険庁の犯罪をいつまで許し続けるのか
私は20日のブログで、年金記録改ざんを告発した元社会保険事務所課長の勇気ある行為と、その課長を見殺しにしてはならないと、課長を招致して話を聞いた民主党の責任について書いた。
それから一週間。28日朝のテレビ、みのもんたの「朝、ズバッ!」で、その課長がゲスト出演していた。
その告白は衝撃的だ。警察の裏金作りと同じ構図である。
全国に広がっている犯罪だ。意図的にせよ、黙認にせよ、中央官庁幹部までかかわっている組織的犯罪だ。
その組織犯罪の深刻性も、組織犯罪を告発した元職員の勇気ある行動も、そっくり同じだ。
警察の裏金づくりはもちろん許せない。
しかし、年金記録の改ざんは、国民が収めた年金負担や国民が受け取る年金額に直接に関係する不正であるから、なおさら許せない。
年金徴収率をすこしでも向上させようとする社会保険事務所側と、年金負担額をすこしでも減らそうとする企業側の利害が一致して、月額報酬を過小申告する。
その結果、職員の年金受取額は不当に少なくなる。
こんな事が全国的に行なわれていたのである。
みのもんたは怒っていきまいていた。
解説者も、そしてその日のゲストコメンテーターである社民党党首の福島瑞穂もあきれていた。
いいだろう。
ならばこの問題をテレビ番組の道具に使って終わりにするのでなく、現実に福田政権に責任を取らせてみよ。
みのもんたは今度の選挙で政権交替をさせるよう訴えられるか。
福島瑞穂は、この勇気ある告発を使って、次の国会で福田政権を追い詰める覚悟はあるか。
告発した尾崎孝雄(55)元社会保険事務所課長の覚悟は、残りの人生を賭けた決死の覚悟である。
その覚悟ある告発を、再びテレビの前で再現した。
組織の不正と対峙し戦っている一人の人間の人生をテレビの前に晒し、質問攻めをしたのである。
その後は、メディアや評論家や政治家の番だ。
決死の告発を受けついで、政府や厚生労働省を追い詰めるのは、彼らの責任である。
はたしてそれが出来るのか。その覚悟があるのか。
我々は厳しくそれを見届けなければならない。
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