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2007/09/29(土) 23:55:00
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-438.html
今日、伊勢崎賢治さんの講演を聴いてきた。ピースおおさかの主催。
詳細は、4ページにわたりメモしたので、ホットなうちに報告したいと思うが、取り急ぎ今夜は一点だけ、講演の一部を私なりの理解で書き留めておきたい。
■■
テロ特措法で自衛隊が参戦しているのは、OEFであり、NATOの集団的自衛権に基づき、テロリストを殺すための作戦。
国連憲章第5条に基づくISAFとは根本的に違うのだが、大事なことは、実は、アフガニスタン人のほとんどは、日本がOEFに参加していることを知らない、ということ。
アフガニスタンばかりでなく、イラクでも、EUの国でもそうらしい。
だから、ほとんどのアフガン人は日本を善意に誤解している。
伊勢崎さんの表現では「美しい誤解」
この美しい誤解のおかげで、伊勢崎さんらがおこなった武装解除は成功したし、これまでアフガニスタンで日本の人道支援要因は一人も殺害されていない。
ところが、ここに来て、日本がOEFに参戦していることを国際的に大宣伝した人物がいる。
テロ特措法を理由にして突然政権を投げ出した、安倍晋三である。
アフガニスタンを始め、世界中の人は、超大国日本の首相がいきなり政権をほっぽり出したことに関心を持って注目した。
ところが、その理由を知ってびっくりした。
なんと、日本はアメリカの戦争=OEFに参戦していたんだ!!
だから、給油の延長などしようものなら、いよいよ日本人もアフガニスタンでのテロの標的になる。
しかも、現地で日本の顔として活動しているのは、外交官でも警察官でも自衛艦でもなく、NGOの若者なのだそうだ。
危険すぎて公務員が行けないからと、NGOに金を渡して日本代表で送り込んだ。
その善意のNGOが、愚かな安倍晋三と、給油延長をごり押しする福田自公政権のせいで、テロの標的になるというのだ。
■■
以上が、伊勢崎氏の今日の話のなかで、とりわけ印象に残った部分だ。
もちろん、標的になるのは現地のNGOだけではない。
アメリカ軍に何万人もの無辜の民を殺され続けているアフガニスタンと、アラブ全体の怒りの矛先は、「日本」である。
私であり、あなたである。
そして、すでに「人殺しあい」に参戦している以上、それに文句を言う筋合いはないのである。
給油が国益だとか言う諸氏は、それを覚悟しているのか。
それともむしろ、わざとテロを招き寄せ、社会不安をかき立てようとしているのか。
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