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リベラル!! リベラリスト(自由主義者) 白川勝彦Webサイト HOME
永田町徒然草 No.911
北京オリンピックが終わり、政治が動き始めた。というより、自公“合体”政権はいよいよ正念場を迎えた。自公“合体”政権は、これまでの悪政にツケを払わなければならない秋(とき)が来たのだ。私に言わせれば、ここまで逃げ回ってきたのだから当然のことである。人間が追い詰められたとき、二つの選択肢がある。 ひとつは、一か八かで勝負に打って出ることである。勝負は勝負である。勝つときもあれば、負けるときもある。絶対に負けないなどという保証がある筈はない。もしそんな保証があるとしたら、それは“イカサマ博打”であり、勝負とはいえない。現在のわが国の政治状況で、自公“合体”政権が絶対に負けない選挙があると考えているとしたら、お目出度いしか言いようがない。選挙についての大局観がないのである。 もうひとつは、好機がくることを期待してじっと待つことである。待つこともひとつの勝負なのである。しかし、この勝負の最後は、“絶対的な負け”しかなくなる恐れがある。好機が来なければ、戦わずして負ける事態を覚悟しなければならなくなる。ただ勝負を迫られるまで、生き延びることだけはできる。昨年の参議院選挙で大敗した自公“合体”政権は、その時から実のところこの道を選択していると私は思っている。 政治の世界で、じっと待っていれば好機が到来することなどあり得ない。好機の到来を招くためには、命懸けの仕掛けをしなければならない。自公“合体”政権はそのような仕掛けをして来なかった。仕掛けていないのだから、好機到来となる筈がない。それが大局的な見方である。しかし、時には番外もある。解散・総選挙を逃げ捲っている自公“合体”政権は、その番外を期待しているとしか思えない。番外を期待しているような政権に、国民が国政を委ねる筈はないのだが・・・・・。 現在の政治の終局にあるのは、言うまでもなく解散・総選挙である。衆議院の任期満了までまだ1年あるのだから、時々の政局の評価は以上のような観点から判断すればよい。柔道やレスリングだと後者のようなケースの場合、“シドー”や“チュウイ”となり最後は反則負けになる。政治の場合、そうはならない。野党も“掛け逃げ”に注意する必要がある。“政権交代、政権交代!”と大きな声で叫んでいるだけで、真剣に攻め立てないと“カケニゲ”というマイナスポイントを取られてしまう。このポイントもだいぶ溜まっている。 それでは、また。 |
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