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(回答先: 自民の麻生氏ら民主批判、「政策議論せず」「開かれた政党か」【日経】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 8 月 24 日 17:50:44)
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2008/08/post_1e3b.html
潔癖バカな国民たち
レイプ推進派の太田誠一農水相の「日本の消費者はやかましいから食の安全を徹底して行く」っていう問題発言に対して、フロッピー麻生が、「やかましいというのは、うるさい、騒々しいという意味じゃない。詳しい、プロ、そういったのをやかましいというんだ」って、あまりにもお粗末なフォローをした。まあ、マンガしか読んでないあんなバカに、正しいニポン語なんて分かるワケないけど、それなら、太田誠一がこのあとに言った「日本の消費者は潔癖バカだから」って発言に対しては、いったいどんなフォローをするんだろう?
太田誠一は、早稲田のスーパーフリーの鬼畜どもを指して「レイプする人は元気があっていい」って言って、この発言ばかりが取りざたされた。そして、その時も、「レイプをしろと言ったのでなく、ものの喩えとして言ったまでだ」って苦しいイイワケに終始してた。だけど、太田誠一は、この発言のあとに、「レイプする人は、まだ正常に近い」とも発言してるのだ。これは、「レイプする人は、レイプしない人よりも正常に近い」って意味だ。果たして、これが「ものの喩え」だろうか?これは完全に「若い男性は性欲が旺盛なのだから、レイプくらいするほうが正常だ。逆にレイプもしないような男性は異常である」っていう認識に基づいた発言としか思えない。
今回の「やかましい発言」にしたって、「日本の消費者はやかましいから食の安全を徹底して行く」って部分だけが取りざたされてるから、フロッピー麻生みたいなバカが、ひん曲がった口を横から出して来たワケだけど、そのあとの「日本の消費者は潔癖バカだから」って発言までを含めてフォローしなきゃ意味がない。ようするに、フロッピー麻生は、問題になったNHKの「日曜討論」のVをキチンと観てから発言したんじゃなくて、新聞などで報じられた断片的な情報だけで、この問題発言に対して偉そうな屁理屈を展開したんだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、太田誠一という人間国宝級のバカは、自分で自分の首を絞めるのが趣味みたいだ。レイプ発言の時も、「レイプする人は元気があっていい」って発言だけだったら、何とか苦しいイイワケも通用したかもしれないけど、そのあとに「レイプする人は、まだ正常に近い」ってダメ押しまでしちゃったから、もう言い逃れができなくなったのだ。今回も、「日本の消費者はやかましいから食の安全を徹底して行く」って発言だけだったら、フロッピー麻生の屁理屈が通用したかもしれないけど、そのあとに「日本の消費者は潔癖バカだから」ってダメ押しまでしちゃったから、もうどんなイイワケも通用しない。
仮に、これが、「日本の消費者は潔癖だから」って発言してれば、太田誠一のイイワケも、フロッピー麻生のフォローも、ギリギリで通用してただろう。だけど、太田誠一は、「潔癖」じゃなくて、「潔癖バカ」って言ったのだ。これは、誰がどう見たって「褒め言葉」じゃないだろう。それどころか、その前の「やかましい」って表現の意味を裏付ける言葉でもある。つまり、太田誠一は、レイプ発言にしても、やかましい発言にしても、確実に「聞いた者たちが感じた通りの意味」として発言してるのだ。そして、あとから騒ぎになったので、必死にイイワケをしてるだけなのだ。
あたしは、たとえ政治家であろうとも、人間なんだから、ある程度までの失言は仕方ないと思う。だけど、問題なのはそのあとだ。失言をしたあとに、潔く謝罪をするか、この太田誠一のように見苦しいイイワケに終始するかだ。ここで、その人間の資質や人間性が分かる。戦後最悪のアベシンゾーの「おともだち内閣」の時には、柳沢伯夫厚生労働相(当時)の「女性は産む機械」を皮切りに、久間章生防衛大臣(当時)の「原爆を落とされたのはしょうがない」に至るまで、次から次へと閣僚たちの失言や暴言が飛び出した。失言に失言を重ねる無能な閣僚たちは、決して謝罪せずに、見苦しいイイワケに終始して、それを必死に擁護し続けるアベシンゾーもコッケイだった。
カメムシ大臣の「女性は産む機械」って発言は、前後の文脈から考えれば、別に女性を蔑視したものじゃないし、単なる「言い回し」だった。だけど、その言葉だけがひとり歩きしちゃって、大問題に発展しちゃった。確かに、現職の閣僚、それも厚生労働相って立場を考えれば、「言い回し」としても適切じゃなかった。だけど、その部分だけをピックアップして、あたかもカメムシ大臣が女性を蔑視したかのように攻撃したのは間違ってる。それなら、厚生労働相って立場でありながら、医療の現場のことがまったく分かってなくて、「産科の医師の減少は、出生数の減少によって医療ニーズが低減していることの反映です」ってノタマッたことのほうが、遥かに問題発言だったハズだ。
だけど、「親が親なら子も子」って言葉があるように、当時の内閣は、アベシンゾーっていう幼稚園児が総理大臣だったから、野党も野党で、無能閣僚たちのくだらない失言なんかにイチイチ言及して、国会はまるで小学生の「揚げ足取り合戦」みたいだった。重要な法案が山積みなのに、そんなこと後回しで、閣僚たちの失言の火消しに必死な与党と、攻撃し続ける野党。国会中継を観てるぶんには面白かったけど、これがこの国の政治の中枢なのかと思ったら、二度と立ち上がれないほど脱力しちゃった。
‥‥そんなワケで、政治家ともなると、一般人より遥かに発言に責任があるから、たったヒトコトの失言でも、辞職に追い込まれることも多い。だから、失言しても謝罪せず、ムリなイイワケを繰り返す政治家が多いんだろうけど、それにしても、アベ内閣の時は異常だった。次から次へと失言を繰り返す大臣たちに対して、どんなに酷い失言でも決して謝罪させずに、意味不明なイイワケを繰り返させて、自分の任命責任だけを守り続けたアベシンゾーは、ホントに見苦しかった。
組閣当時から「おともだち内閣」って揶揄されてたから、アベシンゾーも意地になってたんだと思うけど、アベシンゾーが保身のために使ったエネルギーは、たぶん原子力発電所55基ぶんにも匹敵するだろう。とにかく、保身のためには手段を選ばないアベシンゾーは、真実をすべて話して国民に謝罪することを望んでた「ナントカ還元水」の松岡利勝農水相(当時)にも、決して謝罪させず、最終的には自殺にまで追い込んだ。そして、バンソコだらけの顔で全国を笑いの渦に巻き込んだ赤城徳彦、たった1週間で辞任に追い込まれたスキンヘッドの遠藤武彦と、切る牌、切る牌、振り込み続けたアベシンゾーは、アッと言う間にハコテンになって、ヒステリーを起こして雀卓をひっくり返して、雀荘から出て行っちゃった。
ちなみに、何でマージャンに喩えたのかって言うと、「原爆を落とされたのはしょうがない」って言い放って辞任に追い込まれた久間タヌキの政治団体「東京久栄会」や「辰巳会」の所在地が、単なる雀荘だったからだ。そこらの雀荘を自分の政治団体として申請して、それを利用して政治資金を着服するなんて、サスガ、ホニャララ団がバックについてるタヌキは、やることがセコムだ。だけど、京都のホニャララ団がバックについてる伊吹文明に至っては、家賃がタダの議員会館に事務所を置いて、その家賃として毎年毎年4000万円以上も計上してるんだから、単なる「税金の寄生虫」でしかないけどね。
そう言えば、伊吹文明って、松岡利勝の自殺の一報を記者から告げられたら、ニヤリと笑って「死人に口なし、だね」って言ったんだよね。松岡利勝の事務所費問題の次は、自分の事務所費問題も追及されることになってたから、松岡利勝にすべてをしゃべられたら、一番困るのは伊吹文明だったからだ。それにしても、同僚の自殺の一報を聞いての第一声が「死人に口なし、だね」とは、これはもう、失言なんてレベルを超越してるよね。
で、話をクルリンパとフロッピー麻生に戻すけど、あたしが何よりも呆れ果てたのは、2006年6月24日の外務大臣時代のフロッピー麻生の次の発言だ。これは、千葉県で行なわれた講演会での発言なんだけど、自衛隊のイラク派遣が一区切りついたことに対して、こう言ったのだ。
「2年半の間に1人の犠牲者もなく、人道復興支援をやり遂げてくれた。野球で言えばノーヒットノーランぐらいすごいことだ」
あたしが、この発言のどこに呆れたのかって言うと、2点ある。1点は、当然、「野球で言えばノーヒットノーランぐらいすごいことだ」って部分だ。「野球で言えばノーヒットノーランぐらいすごい」ってことは、自衛隊を派遣した地域が「死亡者が出てもおかしくないような危険な地域だった」ってことになる。そうなれば、コイズミが連呼してた「安全な地域」「非戦闘地域」ってセリフはウソだったってことになる。
そして、もう1点は、これがカンジンなんだけど、「2年半の間に1人の犠牲者もなく」って部分だ。イラクへ派遣された自衛隊員は、2年半の間に35人も死亡してる。内わけは、陸上自衛隊員が14人、海上自衛隊員が20人、航空自衛隊員が1人だ。死因は、自殺が16人、病死が7人、原因不明が12人だ。そして、ここで問題なのは、なんで何人もの軍医が同行してたのに、死因が特定されてない「原因不明」の死亡者がこんなにたくさんいるのかってことだ。ようするに、「敵に射殺された」とか「自爆テロの巻き添えで爆死した」とかの「公表できない死因」てことなんだろう。
これだけでも大変なことなのに、帰国後に重度のPTSDになり、除隊してから自殺した人の数は、この何倍にもなると言う。防衛省は「把握していない」って言ってるけど、未確認の情報では「100人超」とも言われてる。まあ、未確認なことを言っても仕方ないけど、少なくとも35人もの隊員が死亡してるのに、それを「1人の犠牲者もなく」ってのは、あまりにも問題のある発言だ。外務大臣って立場で、この事実を知らなかったハズはないんだから、フロッピー麻生は、国民を騙すために大ウソをついたってことになる。
‥‥そんなワケで、ヒトコトで「失言」て言っても、カメムシ大臣みたいに、頭も要領も悪くて、思ったことを正しく伝える能力が欠落してるクセに、ムリして比喩なんか使おうとして、墓穴を掘っちゃったみたいなパターンもあれば、久間タヌキみたいに、間違った歴史認識による暴言で数多くの人たちを傷つけちゃって、どんなイイワケも絶対に通用しないようなパターンもある。太田誠一みたいに、その人間としての資質の低さが露呈するような、救いようもないパターンもあれば、フロッピー麻生みたいに、国民を騙すために「失言を装ってウソをつく」ってパターンもある。だから、すべての失言をヒトククリにはできないけど、ひとつだけ言えることは、ほんのわずかでも「国民の代表」としての自覚があるんなら、税金で食べさせてもらってる「公務員」としての自覚があるんなら、失言することは仕方ないとしても、失言したらせめて潔く謝罪しろ!ってことだ。コイズミやアベシンゾーみたいに、ウソとイイワケだけを繰り返してる人生なんて、政治家とかって以前に、人としてホントに見苦しいと思う。だって、あたしたち国民は、どうせ「潔癖バカ」なんだから‥‥なんて思う今日この頃なのだ(笑)
投稿者 きっこ 日付 2008.08.24
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